「昧爽」の意味と読み方とは?ヒントは「ほの暗い時間」
昧爽って、なんと読むのかな??
「昧爽」はね、「まいそう」と読むんだよ。
昧爽の意味
明け方のほの暗い時。昧旦 (まいたん) 。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
昧爽はここに注意
「爽」は、爽やかなだけではありません。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
なかなか聞かない言葉のため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「昧爽」の意味は、まだ少し暗い明け方のころなんだね。
「昧」は「曖昧」にも使われているよね。
はっきりしないのに爽やか・・・?
爽やかに感じるのにはっきりしない、見えない。その位の時間帯と言えば・・・。
「昧爽」の「昧」は他に「ばい・昧い」とも読みます。意味は、
- ほの暗い。夜明け。「曖昧」など
- 道理にくらい。おろか。「愚昧」など
となっています。「味」にとても似ていますが、意味は違いますね。注意しましょう!
「爽」は他に「爽やか・爽らか・爽う」とも読みます。意味は、
- さわやか。すがすがしい。「颯爽」など
- あきらか。夜が明けて明るい。「爽旦」など
- まちがえる。
- そこなう。
となっています。夜が明けたら、確かにすがすがしく感じそうですよね!
まだ夜が明けきっていない、はっきりと先が見えない、少し暗めの夜明けの時間をイメージして「昧爽」と覚えておきましょう!
「昧」は部首である「日」と、「未」になっています。
「未」は、まだである。といった使い方をしますよね。
「日」は太陽、「未」は木に伸びた若い枝の象形のようなので、未だ小さく、そのためはっきりと見えない時間帯の暗い夜明けをイメージして「昧」を覚えてみてはいかがでしょうか?
日が昇りはじめたばかりで、未だ明るくならない夜明けの時間として覚えてみても良さそうです。🌞
夜明け、おろか・・・。あまりにも暗いですね、参るほど暗いとして「昧」の読み方を覚えてみましょう。
「爽」は「大」に・・・「×」が4つあるようにも見えますね。
この「×」は、死体に入れられた入れ墨だという説があります。全然爽やかではありません・・・。
「爽」の漢字、実は「日」と、「喪」という失う意味を持つ漢字の組み合わせで成り立っているそうです。
日がまだ出ていない、明るくなり始めた夜明けを意味し、さらに「喪」に通じて損なうという意味もあらわしているとのこと。
夜明けと言えば、その日が始まる感じがします。
そこから、今日という日が爽やかに始まるイメージで覚えることもできますね!
夜明けはまだ暗いから、日中みたいにはっきりとは見えないよね。
この言葉、どう使う?
- 昧爽の静かな空気を感じるために、早起きしているようなものだ。
- 昧爽のオレンジ色を背に、帰路につく。
- 天井から、昧爽のかすかな光が降りそそぐ。
「昧爽」の類語
明け方の、まだ少し暗い時間という意味の言葉が似ていますね。
- 昧旦・・・昧爽と同じ。
同じ読み方の熟語👀
- 埋草・・・家畜飼料。
- 埋葬・・・遺骨などを土の中に葬ること。
「昧」ってなんだか良い感じがしないのに、「爽」がつくことで少し爽快感がプラスされる気がするなぁ・・・!
「爽」も、明るい意味だけではないんだけどね。
まとめ
「昧爽」は、まだ少し暗い明け方のころなんですね。
まだ夜が明けきっておらず、はっきりと先が見えない。
ほの暗い、夜明けの時間をイメージして覚えておきましょう!
「昧」は部首の「日」と「未」で、「未」はまだである、といった使い方をしますよね。
「日」は太陽、「未」は木に伸びた若い枝の象形のようです。未だ小さく、はっきりと見えない時間帯。つまり暗い夜明けをイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?
日の昇りはじめで、まだ明るくならない夜明けの時間として覚えてみても良いですよね。🌞
夜明け、おろか。とても暗いです、参ってしまうほど暗いとして「昧」の読み方を覚えてみましょう。
「爽」は「大」に「×」が4つあるようにも見えます。
「×」は、死体に入れられた入れ墨だという説があります。爽やかじゃないですね。
「爽」は「日」と、「喪」という失う意味を持つ漢字の組み合わせで成り立っているとのこと。
明るくなり始めた夜明けを意味し、さらに「喪」に通じて損なうという意味もあらわしています。
夜明け、つまり今日の始まりとして、すっきりと爽やかなイメージで覚えておきましょう!