「蝕甚」の意味と読み方とは?ヒントは「最も欠ける」
蝕甚って、なんと読むのかな??
「蝕甚」はね、「しょくじん」と読むんだよ。
蝕甚の意味
日食または月食で、太陽や月が最も大きく欠けた状態。また、その時刻。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
蝕甚はここに注意
「蝕」の書き間違いに注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「蝕甚」の意味は、日食か月食で、太陽や月が一番大きく欠けた状態のことなんだね。
「蝕」があるから、また虫にでも食べられたのかと思ったよ・・・。
「蝕」は、太陽や月が欠けることにも使えるからね。
「蝕甚」の「蝕」は他に「蝕む」とも読みます。意味は、
- むしばむ。おかす。「浸蝕」など
- 太陽や月が欠ける。「月蝕」など
となっています。太陽や月が欠けるように暗くなると、確かに蝕まれていくようにも見えますよね。
「食」に書きかえられるものもありますよ。
「甚」は他に「甚だしい・甚く」とも読みます。意味は、
- はなはだしい。度をこえている。「甚大」など
となっています。そんなに・・・!?といったイメージですね。
侵食されるように太陽や月が欠けるのですが、それが度をこえて欠けている。
つまり、一番大きく欠けている、蝕み具合が甚だしい状態をイメージして「蝕甚」と覚えてはいかがでしょうか?
「蝕」は「食」に、「虫」となっています。ちなみに部首は「虫」のようです。
「虫」が「食」す、つまり虫食いによって侵されているイメージができますね。
虫食いによって黒くなったり無くなる部分が出てくるように、太陽や月の一部が虫食いのように見えなくなってしまうイメージで「蝕」を覚えてみてはいかがでしょうか?🌞🌕
「食」とはいっても、いつもの物とは書き方が違っていますので虫食いと同じく注意が必要ですね!
「甚」は「甘」が部首になっています。
調べたところ、深入りするという意味を持つ「耽」に通じて、度をこえている、非常にという意味を持つ「甚」が成り立ったという話の他にもう1つ。
下が「匹」に見えることからも、「匹」が男女、「甘」が楽しむことをあらわして、男女の楽しみをあらわす字とも言われているようです。
そのため、書き方を「甘」と「匹」に線を少し足したもの、意味を「耽」に通じて非常にというものも持つようになったイメージで「甚」を覚えておいてはいかがでしょうか?🤔
これ以上は欠けないで・・・!と言いたくなるくらい、欠けているんだろうね。
この言葉、どう使う?
- そろそろ、月の蝕甚の時かもしれない。
同じ読み方の熟語👀
- 食尽・・・蝕甚と同じ。
- 食人・・・人を食うこと。
- 燭燼・・・ろうそくの燃えさし。(残った物)
- 織紝・・・布を織ること。
- 食甚・・・日食で、太陽と月の中心の角距離が一番近くなった状態のこと。部分日食、または月食の場合、食分が最大になった瞬間のことを言う。
どこに太陽や月があるのかなと思ったけど、「蝕」にそういう意味があるんだね。メモメモ・・・。
「甚」は意外と持つ意味が少ないから、覚えやすそうだね!
まとめ
「蝕甚」は日食か月食で、太陽や月が一番大きく欠けた状態のことなんですね。
度をこえて欠けている、蝕み具合が甚だしい状態をイメージして覚えてはいかがでしょうか?
「蝕」は「食」に「虫」で、「虫」が部首のようです。
「虫」が「食」す、つまり虫食いによって侵されているイメージができます。
虫食いにより黒くなったり無くなる部分が出るように、太陽や月の一部が虫食いのように見えなくなってしまうイメージで覚えておきましょう。🌞🌕
「食」はいつもの物とは書き方が違っています。虫食いと同じく、注意が必要ですね!
「甚」は「甘」が部首のようです。
深入りするという意味を持つ「耽」に通じ、度をこえている、非常にという意味を持つ「甚」が成り立った。
調べたら、他にもう1つありました。
下を「匹」として、「匹」が男女、「甘」が楽しむことをあらわして、男女の楽しみをあらわす字とも言われているようですよ。
書き方は「甘」と「匹」に線を少し足したもの。
意味は「耽」に通じ、非常にというものも持つようになったと覚えておきましょう。