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「潮時」の意味と読み方とは?ヒントは「良いタイミング」

2024年7月10日

ナヤミィ

潮時って、なんと読むのかな??

フクロウ

「潮時」はね、「しおどき」と読むんだよ。

潮時しおどきの意味

 潮の満ちる時、また、引く時。

 物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。「—を待つ」「ピッチャー交代の—」

 時間。特に、一日のうちで出産や死亡の多く起こる時間。潮の干満の時刻に合わせて起こるからという。

[補説]2について、文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「ちょうどいい時期」で使う人が60.0パーセント、本来の意味ではない「ものごとの終わり」で使う人が36.1パーセントという結果が出ている。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

潮時しおどきはここに注意

何かの終わりに使う、というわけではありませんので注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きはカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「潮時しおどき」の意味は、何かを始めたり終えたりするのに、ちょうどいいタイミングのことなんだね。

ナヤミィ

潮時しおどきだな・・・」って聞いたことがあるから、てっきり終わりのことかと思っていたけど違うんだね・・・!

フクロウ

間違って覚えている人も、やはりいるみたいだよ。


潮時しおどき」の「しお」は他に「ちょう・うしお」とも読みますよね。意味は、

  • 海水の満ち引き。また、海水の流れ。潮流ちょうりゅう」など
  • 時の流れ。傾向けいこう。「風潮ふうちょう」など
  • 表面にあらわれる。「紅潮こうちょう

となっています。海水が流れるように、時の流れにも使われていますね。

どき」は他に「じ・とき」と読みますよね。意味は、

  • 月日の移りかわり。時間じかん」など
  • とあるとき。そのころ。「時事じじ」など
  • 時間の単位。「毎時まいじ」など

となっています。どんな時でも進んでいる、時間のことですよね。

海水の満ち引きのように、何かを始めたり終えたりするのに最適なタイミングをイメージして「潮時しおどきと覚えておきましょう!🧐

潮の干満かんまんのように、どちらかで一番満ち引きしているタイミングに合わせてあげるのが良いのかも知れないですね。

しお」は部首である「さんずい」に、「ちょう」となっていますね。

「さんずい」が流れる水だとして、草原に日がのぼり潮流ちょうりゅうきしいたる、流れた海水が一定の時間にちたり引いたりしてきしにとどく現象を意味して「しおと覚えておきましょう。

「時」は部首である「日」に、「」となっています。

足が止まることと太陽の象形から、進みゆく日を意味しているそうですよ。

お寺と言えば、雑巾ぞうきんがけなどで毎日手足を動かして修行しているイメージがありませんか?

そこから、足を止めてお寺で修行をしていると、いそがしく日がどんどん進んでいくイメージで「時」を覚えてみましょう!

語源には、とどまらずに流れることから「とこ」からきている説と、速く過ぎさることから「とき」の意味とする説があるみたいですよ。🧐

どちらでも、おかしくは感じませんね!

フクロウ

満ちた時だけ、ではないみたいだね。

潮時の覚え方イメージ
始めるのにも終えるのにも、いいタイミングってありますよね。

この言葉、どう使う?

  • 今はただ、潮時しおどきを待つのみ。
  • 投手交代の潮時しおどきだ。
  • いい潮時しおどきですし、そろそろ向かってみませんか?

潮時しおどき」の類語

何かをするのにちょうどいい機会、という意味の言葉が似ていますね。

  • 時機じき・・・何かをするのにちょうどいい機会のこと。
  • 時節じせつ・・・何かをするのに良い機会。また、自然の移り変わりにより感じられる時分。また、その時の世の中の情勢じょうせいのこと。
  • 機宜きぎ・・・なにかをするのに良い機会。
ナヤミィ

潮の満ち引きのことなら、確かに終わりだけじゃないなぁ・・・。

フクロウ

使い方を間違えないようにしたい熟語だね。

まとめ

潮時しおどき」は、何かを始めたり終えたりするのに、ちょうどいいタイミングのことなんですね。

ものごとの終わりとして使うのは、本来の意味ではありません。

気をつけておきたいですね!🤔

海水の満ち引きのように、どちらかで一番満ち引きしているタイミングが何かをするのに最適なイメージで覚えておきましょう!🧐

しお」は部首の「さんずい」に、「ちょう」です。

草原に日がのぼり潮がきしいたる、流れた海水が一定の時間にちたり引いたりしてきしにとどく現象を意味して覚えておきましょう。

どき」は部首の「日」に「」で、足が止まることと太陽の象形から、進みゆく日を意味しているそうです。

寺は、雑巾ぞうきんがけなどで毎日手足を動かして修行しているイメージがあるので・・・。

寺にとどまり修行をしていると、日がどんどん進んでいくイメージで覚えてみましょう!

語源に、とどまらずに流れることから「とこ」からきている説、速く過ぎることから「とき」の意味とする説があるようです。

どちらも、それっぽく聞こえますよね。🧐

二文字

Posted by 管理人