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「朔風」の意味と読み方とは?ヒントは「方角」

2024年7月23日

ナヤミィ

朔風って、なんと読むのかな??

フクロウ

「朔風」はね、「さくふう」と読むんだよ。

朔風さくふうの意味

《「朔」は北の方角の意》北から吹く風。北風。《 冬》

出典 デジタル大辞泉(小学館)

朔風さくふうはここに注意

さく」がどの方角を指しているのか、間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

どちらの漢字も、読み書きがそこまで難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「朔風さくふう」の意味は、北風のことなんだね。

ナヤミィ

さく」は北のことなんだね。他にも意味はあるんだっけ?

フクロウ

もちろん、面白い意味があるよ。下で見てみよう!


朔風さくふう」の「さく」は他に「ついたち・きた」とも読みます。意味は、

  • ついたち。陰暦いんれきで、月の最初の日。「朔望さくぼう」など
  • 北の方角。十二支の1番目がで、北であることから。朔北さくほく」など
  • こよみ。「正朔せいさく

となっています。1日、それに北のことを意味している漢字なのですね。🧐

ふう」は他に「ふ・かぜ・かざ・ならわし・すがた・ふり」とも読みます。意味は、

  • かぜがふく。疾風しっぷう」など
  • かぜのたより。それとなく伝わる、うわさ話。「風評」など
  • すがた。かたち。「風格」など
  • おもむき。「風流」など
  • 病気。「風疹ふうしん」など
  • なびかせる。習わしや教え。「風紀」など
  • 遠回し。「風刺ふうし」など

となっています。風以外にも、いろんな意味を持っていますね!

さく」は1日でもあることから十二支じゅうにしの1番目のつながり、が北であることから「さく」も北の方角を意味するようになっています。

そこから、1番目のでもある北からいてくる風をイメージして「朔風さくふうと覚えてみてはいかがでしょうか?🍃

さく」は部首が「月」で、となりに「げき」となっています。

げき」にはさからうという意味があるのですが、ぎゃくということは元にもどるということでもありますよね。🔙

「月」はけた月となっているため、けた月が元に戻る、ということから1日を意味するようになったそうです。

ふう」は調べるといろいろ出てくるのですが、大昔は大きな鳥の神さまが風を起こす、それが「おおとり」になったと言われています。鳳凰ほうおうにも使われていますね。

中身が鳥となっているのですが、今の風は中身が虫となっています。実際には、「むし」が書かれていますね。😀

何故かというと、虫は竜のことを指しており、鳥ではなく竜が風を起こしている、という考えへと変化していった。そういう説があります。

漢字だけ覚えるのであれば、つくえの下に隠れたむしが、風を起こしている。そうイメージしてみるのも面白いですね!

フクロウ

十二支とつながっているなんて、やっぱり「さく」は面白い漢字だね!

朔風の覚え方イメージ
北風は寒いですよね。

この言葉、どう使う?

  • はた朔風さくふうにひるがえる。
  • 暗闇くらやみのなか、朔風さくふうが音もなく通り過ぎていく。
  • 今年の冬で一番の朔風さくふうが大暴れしているみたいだ。

朔風さくふう」の類語

北からく風、という意味の言葉が似ていますね。

  • 北風きたかぜ・・・北方からく冷たい風。

朔風さくふう」の対義語

朔風さくふう」は北からく風のことなのに対して、こちらは南からく風のことになります。

  • 南風みなみかぜ・・・南からく風。4月から8月ころにかけてく、夏の季節風。

同じ読み方の熟語👀

  • 作風さくふう・・・作品の傾向けいこう。また、作品に出る作者の個性。
ナヤミィ

さく」は、1と関係がある漢字なんだね。

フクロウ

持っている意味が面白いから、覚えておくと後々使えるかも・・・!

まとめ

朔風さくふう」は、北風のことなんですね。

さく」は1日でもあるので十二支じゅうにしの1番目のつながり、が北であることから「さく」も北の方角を意味するようになったみたいです。

そのため、1番目のである北から、風がいてくるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🍃

さく」は部首の「月」と、「げき」です。

げき」にはさからうという意味がありますが、ぎゃくということは元にもどるということでもあります。🔙

「月」はけた月なので、けた月が元に戻ることから1日を意味するようになったそうですよ。

ふう」は大昔、大きな鳥の神が風を起こす、それが「おおとり」になったと言われています。

中身が鳥となっていたのですが、今の風は中身が虫となっています。「むし」が書かれていますよね。

虫は竜のことで、鳥ではなく竜が風を起こしているという考えへと変化していった、という説があるからみたいです。

漢字だけ覚えるなら、つくえの下に隠れたむしが風を起こしているイメージも面白いですね!

二文字

Posted by 管理人