「木訥」の意味と読み方とは?ヒントは「かざりけ」
木訥って、なんと読むのかな??
「木訥」はね、「ぼくとつ」と読むんだよ。
木訥の意味
[名・形動]質朴で訥弁であること。かざりけがなく、口数が少ないこと。また、そのさま。「―な人柄」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
木訥はここに注意
「訥」の読み方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
「木」はカンタンですが「訥」が少々難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「木訥」の意味は、かざりけが無く、口数も少ないことなんだね。
どちらの漢字に、こういう意味があるんだっけ・・・?
下で見てみよう!
「木訥」の「木」は他に「もく・き・こ」とも読みますよね。意味は、
- 木。「樹木」など
- 木材。「木刀」など
- かざらない。「木訥」など
となっています。かざらない、という意味が木にあるんですね🧐
「訥」は他に「訥る」と読みます。意味は、
- 口下手。口ごもる。「訥弁」など
となっています。あまり話すのが得意ではない、というイメージですね。
上辺をかざらず、口数も少ない。という人をイメージして「木訥」と覚えましょう!
「木」は問題ありませんが、「訥」は書いたことが無いという方もいらっしゃると思います。
部首である「言」の横に「內」となりますが、これは「内」の旧字のようなんですよ。👀
上の部分、少しだけ違っていますよね?この部分、間違えずに覚えておきたいです!
読み方ですが、これは話すのがあまり得意ではない「木」が転びそう!という状況をイメージしてみてはいかがでしょうか?🤔
少し難しい気がするね。
この言葉、どう使う?
- 彼の木訥な人柄にひかれた。
- 私はおしゃべりが好きだから、木訥な人よりは饒舌な人の方が良いかな~。
- 木訥に見えるが、見ていないところではどうなんだろう・・・?
「木訥」の類語
かざりけが無いこと、という意味の言葉が似ていますね。
- 素朴・・・素直でかざりけがないこと。自然に近いこと。
- 純朴・・・素直でかざりけがないこと。
- 簡素・・・かざりけがなく、質素であること。
「木訥」の対義語
「木訥」はかざりけがなく、口数も少ないことなのに対して、こちらは口数が多いことになります。
- 饒舌・・・とてもしゃべること。おしゃべり。
同じ読み方の熟語👀
- 朴訥・・・木訥と同じ。
「木訥」の熟語・ことわざ・慣用句
- 剛毅木訥・・・しっかりとしていて、かざりけが無いさま。
- 剛毅木訥に近し・・・しっかりとしていて、かざりけが無いさま。
う~ん、僕はどちらとも言えないかな?
少しだけ、おしゃべり寄りかも知れないね。
まとめ
「木訥」はかざりけがなく、口数も少ないということですね。
かざらず、口数も少ない人をイメージして覚えましょう!
「訥」は部首の「言」の横に「內」となりますが、これは「内」の旧字のようです。👀
上の部分が少しだけ違っていますよね?このちょっと伸びている部分を忘れないようにしましょう!
ちなみに、僕も口数が多い方ではありません・・・。😀
なかなか使うことは無さそうですが、念のため覚えておきましょう!