「股栗」の意味と読み方とは?ヒントは「こわい」
股栗って、なんと読むのかな??
「股栗」はね、「こりつ」と読むんだよ。
股栗の意味
[名](スル)恐ろしさに足がふるえること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
股栗はここに注意
「くり」と読まないように、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはカンタンですが、意味が少々難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「股栗」の意味は、こわくて足が震えてしまうことなんだね。
「栗」ってそういう意味があるんだっけ?あの食べ物しか浮かんでこなくて・・・。
実はそうなんだよね。
「股栗」の「股」は他に「もも・また」とも読みます。意味は、
- 足のつけね。「股間」など
- 頼りになる部下。「股肱」
となっています。この漢字に足の意味があるのが分かります。
「栗」は他に「り・くり・栗く・栗しい」と読みます。意味は、
- くりのこと。「栗子」など
- おののく。「股栗」
- きびしい。「栗烈」
となっています。くり以外にも意味があるようですね。🤔
くりには「いが」がありますよね。
くりなどを包んでいる、とげがたくさん生えた外皮です。
そんな「いが」があるものを見ると、触るのがちょっと怖くなってしまいませんか?
なので、部首である木にくりの「いが」がついていることにおののく!
とイメージして「栗」の字を覚えてみてはいかがでしょうか?
その怖がるイメージに股も足して、恐ろしくて足がふるえてしまう・・・!として「股栗」と覚えましょう!
それに、おののくは漢字で「慄く」とも書きます。こちらにも「栗」が入っていますよね。
こちらは「いがを見て心がおそれる」を意味しているそうです。
「戦慄」にも使われているので、読み方はこちらと同じとして「慄」とセットで覚えておきたい漢字になっています。
「股」の書き方はとてもカンタンです、部首である「月」と「殳」を並べてあげましょう。
「そういえば、なんで月なんだろう・・・?🤔」となりませんでしたか?
これは、「肉」の文字が変わって「月」になったといわれています。
そして、これは「にくづき」と呼ばれており、体に関する文字に使われているとのこと。
「肉体」の代わりに、「月」になったのですね。
「栗」の意味を全部覚えておこう!
この言葉、どう使う?
- 彼は股栗した。理由はふせておこう。
「股栗」の類語
足が、というわけではありませんが恐ろしくて体が震えるという意味の言葉が似ていますね。
- 戦慄・・・恐ろしくて体が震えてしまうこと。
- 震駭・・・驚き、ふるえあがること。
- 身震い・・・体をふること。また、怖さなどで体が震えること。
同じ読み方の熟語👀
- 古律・・・昔の紀律。
- 股慄・・・股栗と同じ。
- 孤立・・・1つだけ離れること。
確かにあのトゲトゲ、あまり触りたくないもんなぁ・・・。
見た目でイメージできるのは、面白いけどね。
まとめ
「股栗」は怖くて足が震えてしまう、ということなんですね。
くりには「イガ」があります。くりを包んでいる、とげがたくさん生えた外皮ですよね。
そんな「イガ」が付いているものを見ると、触るのが怖くなりませんか?
そこから、部首の木にくりの「イガ」がついていることにおののくイメージで「栗」を覚えてみてはいかがでしょうか。😥
怖がるイメージに股も足して、恐ろしくて足がふるえてしまうイメージで「股栗」を覚えましょう!
おののくは漢字で「慄く」とも書きますが、こちらにも「栗」が入っていますよね。
こちらは「イガを見て心がおそれる」ことを意味しているそうです。
「戦慄」にも使われているので、読み方はこちらと同じとして「慄」とセットで覚えておきたいところですね。
「股」は部首の「月」と「殳」を並べましょう。
「月」は「肉」の文字が変わって「月」になったと言われています。
これは「にくづき」と呼ばれており、体に関する文字に使われていますよ。
「肉体」の代わりに「月」になったようです!💪
見てしまえば、「確かにこういう意味になるのも分かるなぁ・・・」となりませんか?
イメージしやすい物が使われているので、助かりますね!😆
こちらはいかがでしょうか?
こちらは模造品ですが、いがぐりになります。
置物ですが、こちらを見ればイメージはしやすくなったのではないでしょうか?
イベントやディスプレイで使うことがあれば、買ってみるのもありですね!
想像できたかな?