「瞠若」の意味と読み方とは?ヒントは「目」
瞠若って、なんと読むのかな??
「瞠若」はね、「どうじゃく」と読むんだよ。
瞠若の意味
[名](スル)驚いて目を見張ること。
[ト・タル][文][形動タリ]驚いて目を見張るさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
瞠若はここに注意
「瞠」の読み方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタン目なため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「瞠若」の意味は、おどろいて目を見張ることなんだね。
目を見開く、ってことだよね?何で「若」が入っているのかな?
気になるよね。下で見てみよう!
「瞠若」の「瞠」は他に「とう・瞠る・瞠める」とも読みます。意味は、
- 目をみはる。「瞠目」など
となっています。
「若」は他に「にゃく・にゃ・若い・若しくは・若く・若し・若し・若」と読みます。多いですよね、意味は
- 若い。「若年」など
- いくらか。「若干」など
- ~のよう。「傍若無人」など
- 状態を形容する語の助字。「自若」
- もしも。
となっています。若い、以外にもいろいろありますね。
「若」は状態をあらわすのに添える語にも使える、ということなので、「瞠」で目を見張る状態をイメージして「瞠若」と覚えてはいかがでしょうか?
「瞠」は「目」に「堂」となっていますね、そして「堂」には立派という意味もあります。「堂々」でも使われますよね。そのため、目を堂々と開いているイメージで覚えてみるのも面白いのではないでしょうか。😆
「瞠」と「堂」、どちらも「どう」と読めるのも覚えやすいポイントですね。
ちなみに「若」は、読み方が「弱」に通じて同じ読みができるため、「わかい」という意味もあらわすようになったそうですよ!
目がどういった状態なのか、イメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- 彼女は、一目見て思わず瞠若してしまうくらい綺麗で、美しい人だった。
- 滅多に驚かない彼でも、さすがに瞠若してしまっていた。
- 瞠若するほかない。
「瞠若」の類語
目を見張る、という意味の言葉が似ていますね。
- 目を剝く・・・怒ったりなどで目を大きく開くこと。
- 見開く・・・目を大きくあけること。
- 刮目・・・よくみること。
堂々としている人って、大きく見えるよね。それと同じで、目も大きく開いているイメージをしておけばいいのかな・・・?
そういうこと!
まとめ
「瞠若」は、驚いて目を見張るということですね。
「若」は状態をあらわすのに添える語にも使えるので、目を見張る、この状態をイメージして覚えてはいかがでしょうか?
「瞠」は「目」に「堂」です。
「堂」には立派という意味もありますので、目を堂々と開いているイメージで覚えてみるのも面白そうですね。
「若」は読み方が「弱」に通じ同じ読みができるため、「わかい」という意味もあらわすようになったみたいです。
ビックリして、ばっ!と目を開くのをイメージしてみましょう。
あなたのそのイメージで問題ないはずです、堂々としましょう!😁