「忸怩」の意味と読み方とは?ヒントは「恥じる」
忸怩って、なんと読むのかな??
「忸怩」はね、「じくじ」と読むんだよ。
忸怩の意味
[名](スル)深く恥じ入ること。
[ト・タル][文][形動タリ]深く恥じ入るさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
忸怩はここに注意
「怩」は「泥」に似ていますが、違う漢字となっているため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことは難しく無いため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「忸怩」の意味は、深く恥じることなんだね。
勘違いして、ドロが関係している物なのかなと思っちゃったよ・・・。
似ているからね。意味はもちろん、違うものになっているよ!
「忸怩」の「忸」は他に「じゅう・忸じる・忸れる」とも読みます。意味は、
- 恥ずかしく思う。「忸怩」
- なれる。
となっています。はずかしい、という意味も持っているのが分かりました!
「怩」は他に「怩じる」とも読みます。意味は、
- はじらう。「忸怩」
となっています。こちらにも、恥ずかしいという意味があるようですね!
どちらにも「はずかしい」という気持ちがあるため、とってもはずかしい・・・!と、深く恥じ入っている様子をイメージして「忸怩」と覚えましょう!
読み方が少し難しいですが、「じ」を目とほっぺた、そして「く」を鼻として恥ずかしがっている顔をイメージしてはいかがでしょうか。🤔
「忸」は部首の「りっしんべん」に、「丑」となっています。
チュウですが、ウシを意味しています。(訓読みでうしとも読みますよ。)
ですので、恥ずかしがる牛をイメージしてみましょう!🐮
「丑」は他にも方位で北北東、十二支では2番目、時刻では午前2時、および前後の2時間も意味しています。
丑三つ時とも言いますからね。
「怩」は「りっしんべん」に、「尼」となっています。
「尼」は尼さんのことを意味しますよね、そこから「表には出さないが、心の中では恥ずかしがり屋な尼さん」をイメージすると覚えやすいのではないでしょうか。
どちらも、恥ずかしがっている誰かを想像してみると覚えやすいかも?
この言葉、どう使う?
- 想定外のこととはいっても、結果的に損な結果に終わってしまい、忸怩たる思いであります。
- 忸怩として非礼を謝罪した。
- 先ほどの失態には、忸怩たるものがあった。
「忸怩」の類語
恥じる、という意味の言葉が似ていますね。
- 慙愧・・・反省して、深く恥じ入ること。
- 羞恥・・・恥ずかしいと思うこと。
「忸怩」の対義語
「忸怩」は恥じていることなのに対して、こちらは誇っていることになります。
- 矜持・・・自分を誇りに思っていること。
- 自負・・・自分に自信と誇りを持っていること。
「忸怩」の熟語・ことわざ・慣用句
- 顔厚忸怩・・・とっても恥じていること。恥じていることが顔にもあらわれる。
- 忸怩たる思い・・・自分のしたことを、深く恥じ入ること。
仕事でミスをした時にも使えるのかな。
そうだね、ミスをすると恥ずかしいだろうから。その反省は、次に生かしたいもの・・・。
まとめ
「忸怩」は深く恥じ入る、ということなんですね。
どちらも「はずかしい」という意味を持っていること、それを合わせて深く恥ずかしがっている・・・というイメージを忘れないようにしましょう!😆
読み方が難しいので「じ」を目とほっぺ、そして「く」を鼻として恥ずかしがっている顔をイメージして覚えてみましょう。
「忸」は「りっしんべん」に「丑」です。
チュウですが、ウシを意味しています。(訓読みでうしとも読みます。)
そのため、恥ずかしがる牛さんをイメージしてみましょう!🐮
「丑」は他に方位では北北東、十二支では2番目、時刻では午前2時から前後の2時間の意味も持っているようです。
丑三つ時とも言いますよね。
「怩」は「りっしんべん」に「尼」です。
「尼」は尼さんのことです。「表には出ないが、心の中では恥ずかしがり屋な尼さん」をイメージしておきましょう。