「諠鬧」の意味と読み方とは?ヒントは「うるさい」
諠鬧って、なんと読むのかな??
「諠鬧」はね、「けんとう」と読むんだよ。
諠鬧の意味
[名・形動]さわがしいこと。また、そのさま。「―の(な)巷 (ちまた) 」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
諠鬧はここに注意
どちらも1級ですが、特に「鬧」は慣れないと書きにくい漢字になっています。
言葉の難しさ・・・★★★★☆
慣れないと、書くことが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「諠鬧」の意味は、さわがしいことなんだね。
「鬧」に、そういった意味があるようには見えないけどなぁ・・・。
確かに、このパーツだけ見ても騒がしそうには見えないよね!
「諠鬧」の「諠」は他に「諠しい・諠しい」とも読みます。意味は、
- やかましい。「諠譁」など
- わすれる。
となっています。ケンカなどでよく見る漢字は、「喧」の方ではないでしょうか。🤔
「鬧」は他に「どう・鬧がしい・鬧ぐ」とも読みます。意味は、
- さわぐ。あらそう。「鬧歌」など
となっています。市は市場をイメージすると確かに少しうるさそうですが、王という文字も入っていますね・・・。🧐
争っているため、似た意味の「闘」と同じ読み方だとして覚えておきましょう!
争い騒いでいる、そのため諠しい市場をイメージして「諠鬧」を覚えてみてはいかがでしょうか?
「諠」は部首である「言」に、「宣」となっていますね。
「宣」には宣伝などにもあるように、考えを知らせる、のたまう。
といった意味がありますので、自分の考えを広く知らせるためにうるさく言ってくるイメージで「諠」と覚えてみましょう!
「鬧」は部首である「鬥」と、「市」となっています。
「鬥」は「王」が入っているため一見そうとは見えませんが、こちらの漢字には向かい合い戦う、という意味があるようです!
それに、「市」と言えば多くの人が売買をする所ですので、にぎやか、つまり少しうるさいイメージがありませんか?🤔
そこから、市場で王を名乗る者同士が、向かい合ってケンカをしているイメージで「鬧」を覚えてみましょう!
「鬧」は少し書き方がややこしいですが、「門」の両端だけ使用するようなので、忘れないようにしましょう。
漢字を見て、誰が争っているのかをイメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- 諠鬧な巷である。
- この諠鬧の中では、落ち着くことが出来ない。
「諠鬧」の類語
さわがしい、という意味の言葉が似ていますね。
- 喧噪・・・物音などがうるさいこと。
- 鼓騒・・・さわぐこと。士気を上げるための声をあげること。
- 狂騒・・・狂ったようにさわがしい。
同じ読み方の熟語👀
多いので、5つだけ並べます。
- 賢答・・・立派な答えのこと。
- 圏套・・・鳥などをとらえるための罠。また、策をめぐらすこと。
- 拳闘・・・ボクシング。
- 見当・・・大体の方向。
- 剣頭・・・剣の先端。
王同士がケンカしたら、周囲の人も含めて確かにうるさそうだ・・・。
市場も、静かではないからね。
まとめ
「諠鬧」はさわがしい、ということなんですね。
諠しい市場をイメージして、覚えてみましょう!
「諠」の「宣」には考えを知らせる、といった意味もありますよね。
自分の考えを広く知らせるため、うるさく言っているイメージで覚えてみましょう!!
「鬧」の「鬥」は向かい合い戦う、という意味があるようですね。
「市」と言えば多くの人が売買をする所です、つまりにぎやかで少しうるさいイメージがあると思います。😃
そこから、市場で王を名乗る者同士が、うるさくケンカをしているイメージで覚えてみましょう!
「鬧」は「門」の両端だけ使用するようですね、少し厄介ですが、忘れないようにしましょう。🧐