「犇犇」の意味と読み方とは?ヒントは「圧迫」
犇犇って、なんと読むのかな??
「犇犇」はね、「ひしひし」と読むんだよ。
犇犇の意味
1 強く身に迫るさま。切実に感じるさま。「責任の重さを―と感じる」
2 すきまのないさま。ぴったり。
「伝馬や艀 (はしけ) が―と舳 (へさき) を並べた」〈風葉・世間師〉
3 強く押されて鳴る音を表す語。みしみし。
「物の足音―と踏み鳴らしつつ」〈源・夕顔〉
4 猶予や容赦のないさま。びしびし。
「―とおぼしめし立たせ給ひけり」〈平家・四〉
5 ひたすらある動作をするさま。
「―と、ただ食ひに食ふ音のしければ」〈宇治拾遺・一〉
出典 デジタル大辞泉(小学館)
犇犇はここに注意
「犇」の読み方を間違えないように、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
書くことはあまり難しくありませんが、読むことは少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「犇犇」の意味は、強く身に迫っていたり、隙間が無くぴったりとしていることなんだね。
他にもあるようだけど、どれもあまり余裕は無さそうな意味に見えるなぁ。
そうだね。あの動物が、たくさんいるみたいだから・・・!
「犇犇」の「犇」は他に「ほん・犇く・犇る」と読みます。意味は、
- 押し合い、さわぐ。
- ウシが驚き走る。
となっています。「牛」が3つも使われていることからも読み取れるように、多くの牛が走る様子をあらわしているようです。🐮
この「犇」が2つも並んでいる、つまりそれだけたくさんの人が押し合い、ウシが走っているのですね。
そこから、多くの牛に圧迫され、隙間が無い。
容赦なく、多くの牛に強く押されてしまっているイメージで「犇犇」と覚えてみましょう!🧐
「犇」は漢字を見てわかる通り、「牛」が3つで多くの牛がいるみたいですね。
もちろん、部首も「牛」となっています。
どうやら牛に関することや、牛に似た動物に関する字に主に使われるそうですよ。
「牛」は「牛」でも、それぞれ書き方が少し違って見えるので、注意しておきましょう!
牛がどういった状態になっているのか、イメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- 責任の重さを犇々と感じる。
「犇犇」の類語
密接になっている、という意味の言葉が似ていますね。
- ぴったり・・・よく合っている。
- ぎゅうぎゅう・・・強く押したり、締め付けるようす。
- ぺったり・・・密接な関係にあるようす。
同じ読み方の熟語👀
- 緊緊・・・犇犇と同じ。
確かに、たくさんの牛に囲まれていたら身動き取れないくらいぎゅうぎゅうかも・・・。
あいだが空かないくらい、多くの牛がいるんだろうね・・・!
まとめ
「犇犇」は強く身に迫っていたり、隙間が無くぴったりとしていることなんですね。
「犇」が2つも並んでいるので、たくさんの人が押し合い、ウシが走っているイメージができます。
多くの牛に圧迫され、強く押されているイメージで覚えてみましょう!🧐
「犇」は「牛」が3つ。多くの牛がいるみたいです。それぞれ書き方が少し違うため、注意が必要ですね。
部首である「牛」は、牛や牛に似た動物に関する字に使われているそうです。
牛だけでは無いのですね。