「希有」の意味と読み方とは?ヒントは「け」
希有って、なんと読むのかな??
「希有」はね、「けう」と読むんだよ。
希有の意味
1 めったにないこと。とても珍しいこと。また、そのさま。まれ。「―な(の)出来事」
2 不思議なこと。また、そのさま。
3 とんでもないこと。けしからぬこと。
4 (「希有の命」の形で)危うく死を免れること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
希有はここに注意
「きう」と呼ばないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「希有」の意味は、めったにない、とっても珍しいことなんだね。
スゴイ珍しい時に使うんだ・・・!
多分、聞いたことはあるんじゃないかな?
「希有」の「希」は他に「き・まれ・希う」とも読みますよね。意味は、
- めずらしい。滅多にない。「希少」など
- ねがう。「希望」など
- うすい。「希釈」など
- ギリシャの略。「希臘」
となっています。ちなみに「希有」とは関係ありませんが、「希」はギリシャをあらわす字でもあるそうです。😀
また、「稀」の代用字にもなります。
「有」は他に「ゆう・有る・有つ」とも読みますよね。意味は、
- 存在する。「有益」など
- 持っている。「含有」など
- さらに。「有余」
となっています。存在する・持っている・さらに。という意味を持っていますよね!
こんなことが!?と思ってしまうような、希少で珍しいことが有るんだ!というイメージで「希有」と覚えておきましょう。
「希」は部首が「巾」の「はばへん」で、これは布に関する字に使われています。下の部分が「布」なので、これは覚えやすいですよね!
「希」の布は織り目が少ないそうで、そこから少ない、まれという意味で成り立ったと言われています。
「有」の部首は「月」となっています。
どうやら右手と肉をあらわしていて、この肉を持っていることから「ある」ことを意味して「有」が成り立ったと言われていますよ。
意味は問題無いと思うのですが、「希」の読み方だけ間違ってしまう可能性があります。
一応「希有」とも読むのですが、それが「きう」と読んでしまう原因にもなってしまうかも知れません・・・。
「希有」とも読む、ということを覚えたうえで、「きゅ」は読めますが「けゅ」は読めないですよね?
そのため、読むなら「け」を使う場合は「ゅ」を抜いて2文字にしないといけないので、「きゆう」か「けう」として覚えるのも良いのではないでしょうか?🤔
読み方を間違えないようにしたいね。
この言葉、どう使う?
- こんな希有なことってあるんですね、とても驚きました。
- 今日の昼食はすごいぞ、希有な食べ物がたくさん出てきた!
- 最近起きた希有なこと?1度も休まなかったあいつが、2日連続で休んだことかな。
「希有」の類語
ほとんど無い、珍しいという意味の言葉が似ていますね。
- 滅多にない・・・頻度が少ない。
- 非凡・・・平凡では無く、普通より特に優れていること。
- 希少・・・少なくて珍しいこと。
「希有」の対義語
「希有」はとても珍しいことなのに対して、こちらは珍しくもないことになります。
- 普通・・・特に珍しくもない、ごくありふれたこと。
同じ読み方の熟語👀
- 仮有・・・仏語で、この世にあるものはすべて仮のものでしかないということ。
「希有」の熟語・ことわざ・慣用句
- 希有元素・・・地球上ではごくまれにしか存在しないと考えられていた元素のこと。
- 希有金属・・・レアメタルのこと。産出量が少ない。
- 希有にして・・・かろうじて。
なるほど、会話で使うなら「珍しい」になるのかな?
そうだね、でもちょっと難しい言い方として覚えておこうよ!
まとめ
「希有」はめったにない、とても珍しい出来事のことなんですね。
こんなことが!?と思ってしまうような、希少で珍しいことをイメージして覚えておきましょう。
「希」は部首が「巾」の「はばへん」で、布に関する字に使われています。下が「布」なので、覚えやすいです!
「希」の布は織り目が少なく、そこからまれという意味で成り立ったそうですね。
「有」の部首は「月」です。
右手と肉をあらわし、肉を持っていることから「ある」ことを意味して成り立ったとのこと。
「希有」とも読みますが、それで「きう」と読んでしまうかも知れません。
「希有」とも読むということを覚えたうえで、ですが「きゅ」は言えますが「けゅ」は言えません。
なので、「け」を使う場合は「ゅ」を抜いて2文字にしないといけません。そこから「きゆう」か「けう」として覚えてみましょう。🤔
希有な事例や希有なできごと、というのは聞いたことありませんか?
とても珍しいはずですが、珍しいことというのは身近にもあるので、見逃さないようにしたいですね。
こちらはいかがでしょうか?
珍しいことはできれば記憶や写真として、残しておきたいですよね。そしてせっかくなら綺麗に撮りたい。そうですよね?
ページ下部のサイトですと、「良いね!」と言って貰えるような写真のコツが紹介されており、「プロと同じカメラを使っているんだけど・・・?」という方に向けてその差がなぜ出るか、というのが載っています。
正直、結構長い文章で説明されているので読むのに少し時間を使いそうです。
が、その分の知識を得られるので「頑張ってるんだけど、なかなか上達している気がしないんだよね。🤨」といった方や、「いつでも見逃さないように良い写真撮ってやりたい!🤩」という方は一度目を通しておくのも良さそうです。
スマホのカメラでも撮れるけど、印刷して残すならカメラの方が良いのかな。