「破顔」の意味と読み方とは?ヒントは「にっこり」
破顔って、なんと読むのかな??
「破顔」はね、「はがん」と読むんだよ。
破顔の意味
[名](スル)顔をほころばせて笑うこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
破顔はここに注意
「破」の使い方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「破顔」の意味は、顔をほころばせ、にっこりと笑うことなんだね。
破れるって、どんな表情なのかなと思っちゃったよ・・・。
綻ばせるというのも、破れたり縫い目がほどけることなんだ。
縫われて真顔のようにカチコチだったのに、それがほどけて表情が緩んだのかも知れないね。
「破顔」の「破」は他に「破る・破れる」とも読みます。意味は、
- やぶれる。こわす。「破壊」など
- だめにする。「破談」など
- 枠から外れる。道に外れる。「破格」など
- 打ち負かす。「論破」など
- 終わりまでやり抜く。「踏破」など
- 楽曲の構成部分のひとつ。「序破急」
となっています。行き止まりにある枠すらも、突破してしまうのかも知れませんね。
「顔」は他に「かお・かんばせ」とも読みます。意味は、
- かお。かんばせ。「顔面」など
- かおつき。「厚顔」など
- いろどり。「顔料」
となっています。顔には感情もあらわれますから、様子も分かりやすいですよね。
物が破れるように、固まった表情を破壊して顔が緩み、ニッコリ笑顔になったイメージで「破顔」と覚えてはいかがでしょうか?😁
もしくは、にらめっこで相手を打ち負かして笑顔にするイメージも面白そうですね!🤣
「破」は部首の「石」と、「皮」になっています。
「皮」には皮であったり、表面という意味がありますよね。
中身を覆っている皮を、石で壊す。または、枠を覆う皮を石で破り外に出るイメージで「破」を覚えてみても良さそうです。
「顔」は部首が「頁」という「おおがい」になっており、となりに「彦」となっています。
「おおがい」は頭や顔に関する字によく使われ、「彦」は立派な男性という意味があるとのこと。
この漢字はどうやら人の頭を強調した象形から、化粧をする部分。つまり顔を意味して成り立ったと言われています。😀
綻ばせて、笑顔になろう!
この言葉、どう使う?
- 久しぶりに家族の顔を見て、破顔してしまった。
- いつも大人びているが、破顔した顔は年相応のものに見える。
- 年上の従弟たちが来たことが嬉しくなって、おさない僕は破顔して挨拶に回っていたらしい。
「破顔」の類語
ほころばせて笑う、という意味の言葉が似ていますね。
- 微笑・・・ほほえむこと。
- 笑顔・・・にこにこと笑った顔。
- 喜色・・・嬉しそうな顔。喜んでいるようす。
「破顔」の熟語・ことわざ・慣用句
- 破顔一笑・・・にっこりと笑うこと。
- 破顔大笑・・・腹をかかえて笑うこと。
確かに、表情が緩めば笑顔にもなれそう。
いつもの表情を崩すくらい、良いことがあったんだろうね。
まとめ
「破顔」は顔をほころばせ、にっこりと笑うことなんですね。
固まった表情をほぐして顔が緩み、笑顔になったイメージで覚えてはいかがでしょうか?😁
にらめっこで相手を負かし、笑顔にするイメージも面白そうです!🤣
「破」は部首の「石」と「皮」で、「皮」は皮であったり、表面という意味を持ちますよね。
枠を覆う皮を石で破り、外に出るイメージで覚えてみても良さそうです。
「顔」は部首が「頁」という「おおがい」で、となりに「彦」となっています。
「おおがい」は頭や顔に関する字に使われ、「彦」は立派な男性という意味を持つそうですね。
この漢字は人の頭を強調した象形から化粧をする部分、顔を意味して成り立ったと言われていますよ。😀
こちらはいかがでしょうか?
子どもから大人まで楽しめる、顔のカードを並べて作る福笑いです。
最近誰かと笑えていないな・・・。
そういう時は、道具に頼っても何も問題ありません!
福笑いで、笑顔になりませんか?
やってみると、意外と面白いものなんだよね。