「駘蕩」の意味と読み方とは?ヒントは「のびのび」
駘蕩って、なんと読むのかな??
「駘蕩」はね、「たいとう」と読むんだよ。
駘蕩の意味
[ト・タル][文][形動タリ]
1 さえぎるものなどがなく、のびのびとしているさま。
2 春の情景などが、平穏でのんびりとしているさま。「—たる春光」「春風—」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
駘蕩はここに注意
「駘」は1級の漢字となっていますので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「駘蕩」の意味は、のびのびとしていたり平穏でのんびりとしているさまのことなんだね。
すごい、ゆったりできそう・・・。
広いスペースを使えそうだよね。
「駘蕩」の「駘」は他に「だい・駘い・駘む」とも読みます。意味は、
- にぶい。のろい。
- 広くゆったりしている。のどか。「駘蕩」
- 踏む。
- ぬぐ。馬がくつわを外す。
となっています。少なくとも、速いイメージがあまりありません。
「蕩」は他に「蕩く・ほしいまま・蕩う・蕩う・蕩ける」とも読みます。意味は、
- 揺れ動く。「蕩揺」など
- ひろびろとしている。豊かに広がっている。「蕩蕩」など
- ほしいまま。締まりがない。「放蕩」など
- 洗う。すっかり無くす。「蕩尽」など
- とろける。
となっています。広々としている他に、すっかりと無くしてしまう意味もあるのですね。
広々としていて遮るものがないため、のびのびとできるイメージで「駘蕩」と覚えてはいかがでしょうか?😊
「駘」は部首である「馬」に、「台」となっています。
部首の「馬」は、馬の種類や扱いなどに関する字に主に使われますね。
「台」は高い建物や下僕、人や物をのせる道具などの意味を持っています。
馬に人や物をのせた結果、いつもよりものんびり進んでいるイメージで「駘」を覚えてみてはいかがでしょうか?🐴
「蕩」は部首である「くさかんむり」に、「湯」となっています。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類や状態などに関する字に主に使われますね。
「湯」は、お湯や揺り動かす、ほしいままにするといった意味も持つそうです。
草がお湯の流れによって、揺れ動いているイメージで「蕩」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
お湯で草が洗い流されて、すっかり無くなってしまったのかも知れませんね。
のんびりとできて、平和なイメージがあるね。
この言葉、どう使う?
- 駘蕩たる雰囲気の中で、少しのあいだ眠りにつく。
- 春風駘蕩たる気分が出てきたな。
- いなかの実家は、相変わらず駘蕩としている。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 台頭・・・頭をもたげること。勢いを増してくること。
- 対当・・・向かい合うこと。つり合うこと。
- 帯刀・・・刀を腰に差すこと。
- 泰東・・・東洋。
- 頽唐・・・くずれ落ちること。道徳的で健全な精神が失われていること。
- 対等・・・双方の間に優劣などの差がないこと。
- 大盗・・・おおどろぼう。
「駘蕩」の熟語・ことわざ・慣用句
- 春風駘蕩・・・春風がそよそよと吹くさま。
落ち着きそう・・・。
たまには、こういう雰囲気の中で過ごしてみたいよね。
まとめ
「駘蕩」は、のびのびとしていたり平穏でのんびりとしているさまのことなんですね。
広々としていて遮るものがないため、のびのびとできるイメージで覚えてはいかがでしょうか?😊
「駘」は部首の「馬」に、「台」です。
部首の「馬」は、馬の種類などに関する字に主に使われますね。
「台」は高い建物や下僕、人や物をのせる道具など、さまざまな意味を持っています。
馬に人や物をのせた結果、いつもよりものんびり進んでいるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🐴
「蕩」は部首の「くさかんむり」に、「湯」です。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類などに関する字に主に使われますね。
「湯」はお湯の他に、揺り動かすことやほしいままにするといった意味もあるとのこと。
草がお湯の流れにより、揺れ動いているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
お湯で草が洗い流されてしまい、すっかり無くなってしまったのかも知れません。