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「等閑」の意味と読み方とは?ヒントは「手抜き」

2024年7月23日

ナヤミィ

等閑って、なんと読むのかな??

フクロウ

「等閑」はね、「なおざり」と読むんだよ。

等閑なおざりの意味

1 いいかげんにしておくさま。本気でないさま。おろそか。「―な練習態度」「子供のしつけを―にする」

2 ほどほどで、あっさりしているさま。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

等閑なおざりはここに注意

似ている言葉で「おざなり」がありますが、それとは少し意味が違うので注意しましょう。

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

漢字はカンタンですが、読み方が難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「等閑なおざり」の意味は、やらないといけない事でも、注意せずに手を抜いていいかげんにすることなんだね。

ナヤミィ

おざなりにも似ているから、間違えそう・・・。

フクロウ

ちょっとややこしいよね!


等閑なおざり」の「等」は他に「とう・ひとしい・ら・など」とも読みますよね。意味は、

  • そろっている。ひとしい。「均等」など
  • 順序、段階。「等級」など
  • なかま。「郎等ろうとう」など

となっています。一等賞にも使いますね。

「閑」は他に「かん・ひま・しずか・ならう」とも読みます。意味は、

  • ひま。やることがない。「閑暇かんか」など
  • のどか。「閑散かんさん」など
  • なおざり、おろそか。「等閑なおざりなど
  • 実用的ではない。「閑事業かんじぎょう」など
  • しきり。ふせぐ。

となっています。「なおざり」という意味が入っているのが分かりました😀

「なお」はそのままという意味で、「ざり」はしない、というイメージで「等閑なおざり」を覚えましょう!

「おざなり」と似ていますが、こちらは「その場を切り抜けるために、いいかげんにしてしまうこと」となっており、「等閑なおざり」の「注意していないために放っておき、本気でやらなかった」とはちょっと意味が違ってくるので使い方には気をつけましょう。

等閑なおざり」も読むのが難しい漢字になり、ちょっと覚えにくいと思います・・・。漢字に関しては、

順位をつけるならば=「等」 おそろかにしてしまうようなこと=「閑」として覚えてみてはいかがでしょうか?

「等」は部首である「竹」の下に、「寺」となっていますね。

お寺の上に竹がそろってはえている。また、お寺にもお仲間がたくさんいますのでそのイメージで覚えてみるのも良さそうです。

「閑」は部首である「門」に、「木」となっていますね。

左右に開く門と木から、防ぐという意味を持つ「閑」が成り立ったそうです。

門が木でふさがれているのをイメージしてみましょう!

読み方に関しては当て字なので、似ている「おざなり」を並べ替えて覚えましょう。

全部入っているので、楽ですね。😁

フクロウ

等閑なおざり」は「等閑とうかん」とも読むよ!

等閑の覚え方イメージ
似ているので、並び替えてしまいましょう!

この言葉、どう使う?

  • いつの間にか、自分が仕事を等閑なおざりにしていることに気づいた。
  • これに関しては、等閑なおざりにしていいことなんて何もありません!
  • 彼は真面目すぎて、何に対しても等閑なおざりにできない性格のようだ。

等閑なおざり」の類語

注意がたりない、やるべきことをしないという意味が似ていますね。

  • 軽視けいし・・・軽くみてしまうこと。
  • 不行届ふゆきとどき・・・気くばりや注意がたりないこと。
  • 怠慢たいまん・・・しなければいけないことをしない。

等閑なおざり」の対義語・・・?

等閑なおざり」はいいかげんにしておく、ということなのに対して、こちらは注意を払い丁寧ていねいにおこなうことになります。

  • 丹念たんねん・・・細かく注意し、心を込めて丁寧にすること。

等閑なおざり」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 等閑事なおざりごと・・・いいかげんなこと。
  • 等閑言なおざりごと・・・いいかげんな気持ちで言うことば。
ナヤミィ

これは読めないって・・・。

フクロウ

そうだね。でも、ここまで読んだキミなら読めるようになったんじゃないかな?

まとめ

等閑なおざり」はやらないといけないことでも、いいかげんにしておくことなんですね。

「なお」はそのまま。「ざり」はしない。というイメージで覚えましょう!

「おざなり」と似ていますが、こちらは「その場を切り抜けるために、いいかげんにしてしまうこと」となっており、「等閑なおざり」の「注意していないために放っておき、本気でやらなかった」とは少し意味が違ってくるので気を付けておきましょう!

等閑なおざり」は、順位をつけるならば=「等」 おそろかにしてしまうようなこと=「閑」として覚えてみてはいかがでしょうか?

「等」は部首の「竹」の下に、「寺」です。

お寺の上に竹がそろってはえている。また、お寺に仲間がたくさんいるイメージで覚えてみるのも良いですね。

「閑」は部首の「門」に、「木」です。

左右に開く門と木から、防ぐという意味を持って成り立ったそうです。門が木でふさがれているのをイメージしてみましょう!

読み方に関しては当て字なので、似ている「おざなり」を並べ替えてみましょう!

「なおざり」と「おざなり」の正しい意味を理解しないまま、今まで生活していた方は多いのではないでしょうか?僕もちゃんと調べて、やっと理解できました。

あまり使わない言葉かも知れませんが、あやふやなままで覚えていることこそ、等閑なおざりにせずに調べてみるのも良いのではないでしょうか。😁

二文字

Posted by 管理人