「進捗」の意味と読み方とは?ヒントは「状況」
進捗って、なんと読むのかな??
「進捗」はね、「しんちょく」と読むんだよ。
進捗の意味
[名](スル)物事がはかどること。「工事の―状況」「仕事が―する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
進捗はここに注意
「捗」の方を読み間違えないように、気をつけましょう。
おもに何かの作業に対してどのくらい進んでいるか、という意味で使われていますよね。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
働き始めたら、職種によってはよく見かける言葉になるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「進捗」の意味は、作業がどのくらい順調に進んでいるか、ということなんだね。
SNSとかでも聞いたことある!
これからいつでも使えるように、下で覚えていこうよ!
「進捗」の「進」は他に「進む」とも読みますよね。意味は、
- すすむ。「進行」など
- あがる。「進学」など
- 差し上げる。「進呈」など
となっています。良く知られている通り、前に進むような意味を持っています。
「捗」は他に「捗る」と読みます。意味は、
- 仕事がすみやかに進む。「進捗」
となっています。進み具合に関する字なのですね。
捗る、というのは「何かの作業、物事が順調に進む。早く進む」という意味を持っており、前に進むという「進」も合わせることで「物事が、前へ前へと順調にはかどること」という意味になるんですね。🧐
「進」は部首の「しんにょう」に、「隹」となっていますね。
「しんにょう」は、進むことに関する字に使われています。
「隹」は尾のみじかい鳥のことなので、鳥が飛んで進むイメージで「進」を覚えておきましょう!🐦
「捗」は「てへん」と「歩」になっています。
「てへん」は手に関する動作に多く使われるため、足を使って歩いたり、手を使って前に進めるように何かの進み具合をイメージして覚えておきましょう!
ちなみに「捗」という文字の右側の部分、これは「歩」から右側の点を1つ取り除いた文字になっているため、実際に書くときは間違えないように、注意しておきましょう!
「捗」の読み方が覚えられない、という場合は「ちょくちょく進捗を聞かれる」と、文で覚えてみるのもアリです!
「捗」の読み方さえ忘れなければ、「進捗」の意味と読み方を間違うことはなくなりそうですね。😁
どのくらい進んでいるか、聞きたい時に使おう。
この言葉、どう使う?
- そろそろ進捗状況を確認しなければいけない。
- お疲れさまです。○○の進捗はどうでしょうか?
- 想定よりも進捗状況が悪いみたいだ。
「進捗」の類語
進捗と同じく、進むというような言葉が多いです。
- 前進・・・前に進むこと。
- 進行・・・前に進む、目的に向かって進むこと。
- 発展・・・次の段階に進むこと。勢いを増して広がっていくこと。
「進捗」の対義語
- 停滞・・・とどこおって、はかどらないこと。
同じ読み方の熟語👀
- 神勅・・・神さまのおつげ。
- 真直・・・まっすぐ。
仕事でも使うなら、覚えておきたいね。
作業が必要なこととは切り離せないから、覚えておいて損はないんじゃないかな。
まとめ
「進捗」は、作業がどのくらい順調に進んでいるかということなんですね。
「捗る」が「何かの作業や物事が順調に早く進む」意味なので、「進」も合わせることで「物事が前へ進むように順調にはかどる」という意味になるようです。🧐
「進」は部首である「しんにょう」と「隹」でできています。
「しんにょう」は、進むことに関する字に主に使われていますよ。
「隹」は尾の短い鳥のことなので、鳥が飛んで前へ進むイメージで覚えておきましょう!🐦
「捗」は部首である「てへん」と「歩」でできています。
「てへん」は手に関する動作に使われるので、足を使い歩いたり、手を使い進めるように物事の進み具合をイメージして覚えておきたいですね。
「捗」の右側は「歩」から右側の点を1つ取り除いた文字になっています。
書く際は注意しておきましょう!
「例の件、どのくらい進んでいますか?」と言うよりは、「例の件の進捗状況、いかがでしょうか?」と聞く方が落ち着いたイメージかつ丁寧で、報告する側も受け答えがしやすいのかなと思います。😀
特にお仕事では進捗状況の把握はとても大事です、スケジュールに間に合わないと困りますからね。
ただ、状況の確認はとても大事ですがもし1日に何回も進捗を確認したりすると、報告する側もプレッシャーを感じ、報告に対する手間もかかり効率が落ちるでしょう。
使うタイミングには気をつけつつ、使用してみてはいかがでしょうか?