「感佩」の意味と読み方とは?ヒントは「ありがとう」
感佩って、なんと読むのかな??
「感佩」はね、「かんぱい」と読むんだよ。
感佩の意味
[名](スル)心から感謝して忘れないこと。「御厚情に深く―いたしております」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
感佩はここに注意
「佩」は1級のため少々難しいと思います。注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少しだけ難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「感佩」の意味は、心から感謝していて、それを忘れないことなんだね。
漢字だけみると、あまりそう思って見えない気もするなぁ・・・。
「佩」は少し難しいからね、無理も無いかもしれない。
「感佩」の「感」の意味は、
- 感じる。心が動く。「感激」など
- 五感にふれ、感じる。「体感」など
- 外の物にふれ、内に変化が生じる。「感染」など
となっています。感謝も、心が動くことによって起きますよね。
「佩」は他に「はい・おびだま・佩びる・佩く」とも読みます。意味は、
- 身につける。「帯佩」など
- 心にとどめ、忘れない。「感佩」
- 腰につける飾り。「玉佩」など
となっています。読み方に「おびだま」ともあるように、帯に着ける飾りの玉と、他に剣も身に着けるイメージのようです。
今回は、「はい」では無く「ぱい」と読みます。
感謝して乾杯したことに対して、「感佩」した!と覚えてみても良さそうですね。
感謝して心が動いたことをそのまま心にとどめ、忘れないように決意するイメージで「感佩」と覚えてみましょう!🧐
「感」は「咸」に「心」となっています。
「咸」には全て、広くいきわたる、和睦する、同じく、といった意味があります。
実際の成り立ちとは違いますが、広くいきわたり、全てのものごとに触れ、同じ感情を抱くように心が動かされたイメージで「感」を覚えてみてはいかがでしょうか?😊
「佩」は「にんべん」に「几」、その中に「帀」となっています。パーツだけ見ると、カンタンそうに見えますね。
「几」は机などの台を意味し、「帀」はめぐらす、行きわたると言った意味を持ちます。
そこから、大事なことを忘れず心にとどめて置けるように、人が机で落ち着きながら、大事な出来事に考えをめぐらせるイメージで「佩」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
感じた心を、身に着けたまま忘れないようにするんだね。
この言葉、どう使う?
- 今回のご厚意、深く感佩しております。
- 王からの言葉に私は感佩し、一生ついていこうと思ったのです。
- いつもは感情が動かない兄だったが、今回はさすがに感佩したものがあったようだ。
「感佩」の類語
感謝する、という意味の言葉が似ていますね。
- 感恩・・・他人からの好意などに感謝すること。
- 報謝・・・恩に感謝し、報いること。
- 拝謝・・・心から感謝をすること。
同じ読み方の熟語👀
- 乾杯・・・祝福の気持ちを込めて、杯を触れあわせたりすること。
- 完配・・・配るための物を、全て配り終えること。
- 完敗・・・徹底的に負けてしまうこと。
- 勧杯・・・相手に杯を差し出し、お酒をすすめること。
確かに、心からの感謝だったら忘れることはなかなか無さそうだね。
そう考えると、日常的に起こる小さな感謝は、すぐ忘れてしまっているのかも・・・?
まとめ
「感佩」は心から感謝し、忘れないということなんですね。
忘れないように決意する位、感謝し心が動いたことをイメージして覚えてみましょう!
「感」の「咸」には全て、広くいきわたる、和睦する、同じく、といった意味があります。
そのため、広くいきわたり、全てのものごとに触れ、同じ感情を抱くように心が動かされたイメージで覚えてみましょう。
「佩」の「几」は机などの台を、「帀」はめぐらす、行きわたると言った意味を持ちますので、大事なことを忘れず心にとどめて置くため、机で落ち着きつつ大事な出来事に考えをめぐらせるイメージで覚えてみましょう。🤗
普通は「はい」と読みますが、今回は「ぱい」なので注意しておきましょう!
良い結果が出て乾杯してもらえば、きっと感佩することになるのではないでしょうか・・・?✨