「斟酌」の意味と読み方とは?ヒントは「手加減」
斟酌って、なんと読むのかな??
「斟酌」はね、「しんしゃく」と読むんだよ。
斟酌の意味
[名](スル)《水や酒をくみ分ける意から》
1 相手の事情や心情をくみとること。また、くみとって手加減すること。「採点に―を加える」「若年であることを―して責任は問わない」
2 あれこれ照らし合わせて取捨すること。「市場の状況を―して生産高を決める」
3 言動を控えめにすること。遠慮すること。「―のない批評」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
斟酌はここに注意
忖度と似ていますね。ただ、「斟酌」では相手の気持ちを汲み取り、そのうえで手加減すること、が加えられています。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
漢字が少々難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「斟酌」の意味は、相手の気持ちを汲み取り手加減をすることや、遠慮することなんだね。
漢字が少し難しいかな~。
そうだね、下でみて行こうか。
「斟酌」の「斟」は他に「斟む・斟る」とも読みます。意味は、
- 水などをくむ。それが転じて、相手の事情をくみ取って思いやること。「斟酌」など
となっています。
「酌」は他に「酌む」とも読みます。意味は、
- お酒をくむ。「媒酌」など
- 相手の事情をくみ取る。「酌量」など
となっています。
どちらにもくみ取る、と言った意味があるようですね😄
「斟」のくみとる、思いやると「酌」の相手の事情をくみ取る、という意味を合わせて「斟酌」=相手の気持ちを汲み取り手加減をすることや、遠慮することに繋がると覚えてはいかがでしょうか?🤔
「斟」の部首である「斗」の意味の1つに、「ひしゃくの形をしたもの」というものがあります。「ひしゃく」というのは、水などをすくうための道具ですね。
そのため「斗」が使われている「斟」にも、汲み取る、という意味があるというふうにイメージしましょう。「斟」=「斗」=ひしゃく=くみ取る。
また、聞いたことがある方が多いと思いますが、「勘当」の「勘」とは違う漢字なので、間違えないようにしましょう!どちらも「甚だしい」に使われている字なので、間違いやすいと思います。
「酌」は「酉」と「勺」が並んでいるだけです、「勺」はひしゃくのことで、ひしゃくですくうという意味もあります。「酌む」という字にぴったりですね。そして「酉」というのは十二支の「とり」のことでもあります。「西」と似ていますが、間違えないようにしましょう!
「斟」も「酌」もどちらも音読みで「しんしゃく」とそのまま読むため、どちらの漢字も読み方を覚えておきましょう。
相手によっては、斟酌することも必要だね。
この言葉、どう使う?
- あいつには斟酌の余地がまったくない。
- 今日は斟酌せずに、なんでも言ってくださいね!
- 彼はまだ未成年であったので斟酌した。だが、それは間違いだったのだろうか・・・。
「斟酌」の類語
じっくり考えたうえで、相手のために気を配ってあげるような意味が多いですね。
- 考慮・・・いろんな要素を含めて、その件について深く考えること。
- 手心・・・手加減することなど。
- 顧慮・・・ある要素を考えに入れたうえで、心配りすること。
同じ読み方の漢字👀
- 新釈・・・新しい解釈のこと。
「斟酌」の熟語・ことわざ・慣用句
- 斟酌折衷・・・それぞれの事情をくみ取り、中間をとること。
これなら覚えていられるかも!
「斟酌」はなかなか使わないかも知れないけど、ここで見たのも何かの縁。覚えておこう!
まとめ
「斟酌」は相手の気持ちを汲み取り手加減をすることや、遠慮することなんですね。
何個か使い方があるので、状況次第で使い分けできると良いですね!でも、もしかしたら・・・
「う~ん、使わないかな・・・😅」
と考えているのではありませんか??僕も今のところはそう思います😂
ですが、ドラマや小説で目にすることはあると思いますし、これを機に頭の片隅にいれておきませんか?
こちらはいかがでしょうか?
「斟酌」できるくらい相手を気遣えるのであれば、相手を癒すプレゼントをしてみるのも良いかもしれません。
クッションはいかがでしょうか?ビーズが入っていて、包み込まれる心地があり癒してくれますよ!
というのはよくありますよね😅
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疲れた相手を癒すために。自分で使うのも良いね。