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「造詣」の意味と読みかたとは?ヒントは「詳しい」

2023年9月28日

ナヤミィ

造詣って、なんと読むのかな??

フクロウ

「造詣」はね、「ぞうけい」と読むんだよ。

造詣ぞうけいの意味

その分野についての広く深い知識や理解、また、すぐれた技量。「郷土芸能に―が深い」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

造詣ぞうけいはここに注意

けい」の方、よく見る漢字に似ていますが、間違って「ぞうし」と読まないようにしましょう。

造詣ぞうけい」は学問、芸術などに対して使用します。

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

漢字の書き間違いが起こるかもしれないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「造詣ぞうけい」の意味は、ある特定の分野に深く詳しい知識を持っていて、それをよく理解していることなんだね。

ナヤミィ

造詣ぞうけい」で何でそういう意味になるの?

フクロウ

ん~そうだね、まずは下で見てみようよ!


造詣ぞうけい」の「ぞう」は他に「つくる・いたる・る・はじめる・みやつこ」とも読みます。あまり聞かない読み方もありますよね。意味は、

  • つくりだす。「創造」など
  • なす。「造反」
  • いたる。「造詣ぞうけい
  • はじめる。
  • 急であわただしい。「造次ぞうじ

となっています。ちなみに、「みやつこ」というのは「国造くにのみやつこ」で使われています。大化の改新以前における、世襲制の地方官。ということです。こちらはもし覚えられたら・・・位で大丈夫です。

けい」は他に「もうでる・いたる・まいる」とも読みます。意味は、

  • 行きつく。「造詣ぞうけい
  • おまいりする。「参詣さんけい

となっています。初詣はつもうでにも、使いますよね。

ぞう」は普段はつくる、という意味で使うことが多いですが、他にも

いたる、きわめる」🧙‍♂️という意味も持っていることが分かりました。

そして「けい」の方にも、「高み、深い領域、境地きょうちへ行きつく」という意味があるようです!

ぞう」と「けい」、どちらも「極めた。深い領域りょういき。高みへ至る」という同じような意味があり、2つを合わせて「造詣ぞうけい」となります。

つまり「ある特定の分野に深く詳しい知識を持っていて、それをよく理解していること」がイメージ出来るのですね🧐

ぞう」は「しんにょう」に「こく」がのっているだけのシンプルな漢字です。

けい」は「言」に「」が並んでいますね、「」はおそらく「ウマい」と覚えているのではないでしょうか?

言って回りたい位の境地きょうちうまさ、として覚えてみるのも面白そうですね✨

フクロウ

どちらも同じような意味を持っていたんだね。

昔の本は、読むのも難しそうですよね。

この言葉、どう使う?

  • 彼は日本の歴史に造詣ぞうけいが深い。
  • 美術にたいする造詣ぞうけいを深めるためにも、週末に美術展にいってこようと思っている。
  • 彼女は音楽に造詣ぞうけいのある人で、話すととても魅力がある。

造詣ぞうけい」の類語

知識がある、という言葉が多いですね。

  • 蘊蓄うんちく・・・深い知識をたくわえること。
  • 物知り・・・さまざまなことの知識をもっていること。
  • 博識はくしき・・・こちらも、さまざまなことの知識をもっていること。

同じ読み方の熟語👀

  • 造形ぞうけい・・・形のあるものをつくること。
  • 造型ぞうけい・・・上に同じ。
ナヤミィ

どちらの文字も似た意味があるんだね、これなら覚えていられそう!

フクロウ

それぞれの文字の意味を覚えておけば、あとはカンタンだね。

まとめ

造詣ぞうけい」はある特定分野に深い知識を持ち、それを深く理解していることなんですね。

どちらも「極めた。」という同じような意味があります。

つまり「ある特定の分野に深く詳しい知識を持っていて、それをよく理解していること」をイメージ出来ますね。

ぞう」は「しんにょう」に「こく」を乗せましょう。

けい」は「言」に「」が並んでいます。「」はおそらく「ウマい」と覚えている方が多そうなので、うまさのいきつく先と覚えてみるのも面白いですね!

アナタがこのページを見て、言葉に関しての造詣ぞうけいを深めることができればさいわいです!🤗

二文字

Posted by 管理人