「賭弓」の意味と読み方とは?ヒントは「勝負」
賭弓って、なんと読むのかな??
「賭弓」はね、「のりゆみ」と読むんだよ。
賭弓の意味
1 賞品をかけて弓を射ること。
2 平安時代の宮廷年中行事の一。射礼 (じゃらい) の翌日、一般に正月18日、左右の近衛府 (このえふ) ・兵衛府の舎人 (とねり) が行う射技を、天皇が弓場殿 (ゆばどの) に出御して観覧する儀式。勝者には賭物 (のりもの) を賜い、敗者には罰杯を課した。賭弓の節 (せち) 。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
※意味の2に書かれている文ですが、ここで知っておいていただきたい言葉のみ説明します。
「賭物 」とは、勝負事に賭けた金品のことになります。
賭弓はここに注意
「賭」は普通「のり」とは読みませんよね。そこだけ注意して覚えましょう。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み方が難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「賭弓」の意味は、賞品を賭けて弓を射ることなんだね。
「賭弓」なんて、初めて聞いたよ!
これも、読むのがとても難しいよ!
「賭弓」の「賭」は他に「と・賭ける・かけ」とも読みます。意味は、
- かける。「賭銭」
- ばくち。「賭博」など
となっています。かけをする、という意味があるのが分かりました。
「弓」は他に「きゅう」とも読みますよね。意味は、
- ゆみ。「弓道」など
- ゆみのような形をしたもの。「弓状」など
となっています。今回はそのままの意味で使われていますね。一応カンタンに説明すると、矢を飛ばすためのものです。
商品を賭けて、弓を射ること。そのままのイメージで「賭弓」と覚えましょう!
「賭弓読むって言われても、普通読まないしどうやって覚えたら・・・?🤔」となりますよね、分かります。こういう時こそ、イメージで覚えましょう!😁
僕は「賞品を賭けて、のりのりで弓を射る人」をイメージしました。(実際は正式な行事のようだったので、かたい雰囲気だったはずですが・・・)
「賭」は一見「貝」と「者」が並んでいるように見えますが、実際は「者」に「点」が1つ入っているのを見逃さないようにしましょう。(点は無くても大丈夫らしいのですが・・・できれば正しい方で覚えたいですよね)
そして、この漢字は「貝」が貨幣、「者」が台の上に集めて火をたくと言った象形のため、貨幣を集めて賭けをするという意味の「賭」が成り立ったそうです。
「弓」はそのまま、弓がモチーフとなっていますよ!
正直、「何でその読み方になるんだ・・・?🤨」という言葉、あるよね。
「賭弓」の類語・・・?
少し違いますが、賭けをすることが似ている言葉になります。
- 博戯・・・賭けをおこなう勝負事のこと。
- 勝負事・・・勝ち負けを争うこと。特に、賭けごとのことをいう。
- 博奕・・・勝ち負けを争う遊戯の総称。金品をかける勝負事のこともいう。
「賭弓」の熟語・ことわざ・慣用句
- 賭弓の還饗・・・賭弓のあと、勝った方の大将が配下の射手を招いて開いた宴のこと。
- 賭弓の還立・・・上に同じ。
こういう言葉もあるんだね・・・、また1つ勉強になった!
それは良かった。これから使うことは無さそうだけど、なかなか無い読み方だし覚えておいてもらえると嬉しいな。
まとめ
「賭弓」は、商品を賭けて弓を射ることなんですね。
商品を賭けて弓を射るイメージで覚えましょう!
「賞品を賭けて、のりのりで弓を射る人」をイメージして、読み方を覚えてみるのもアリですね!🕺
「賭」の「者」には「点」が1つ入っているのを見逃さないようにしましょう。実際は無くても大丈夫のようではありますが・・・。
「貝」が貨幣、「者」が台の上に集めて火をたくと言った象形のため、貨幣を集めて賭けをするという意味の「賭」が成り立ったそうですよ!
「弓」は弓がモチーフとなっているみたいです!🏹
自分では使わない、ということもありますが、今回の「賭弓」のように聞いたことも無いような言葉もあるんですね。読み方も難しいです・・・。
ご存じでしたか?🧐
こちらはいかがでしょうか?
今回は弓を使う言葉でしたので、本ページにお越しいただいた方は弓について調べている方もいたのではないか、と思います。
そのためここでは弓を紹介いたします。
レビューを見てみると、数は少ないですが高評価が多いですね・・・!
本ページを見て「弓道、始めてみようかな」と思う方はおそらくいないと思いますが、こちらでは初心者用のセット商品も取り扱っています。
また、学校限定ではありますが実際にカケをはめて採寸選びができるようにもなっています。
値段は控えめになっていますので、練習用などでお探しの方は検討してみるのもアリですね!
弓はアトラクションで触ったことならあるなぁ。