「嫩草」の意味と読み方とは?ヒントは「若い」
嫩草って、なんと読むのかな??
「嫩草」はね、「どんそう」と読むんだよ。
嫩草の意味
芽ばえたばかりの若草。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
嫩草はここに注意
「嫩」はあまり見ない漢字となっています。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「嫩草」の意味は、まだ若い草のことなんだね。
なるほど、「嫩」って漢字は見たことが無いかも・・・。
持つ意味も少ないから、見ることはあまりないだろうね。
「嫩草」の「嫩」は他に「のん・嫩い」とも読みます。意味は、
- わかい。わかく、やわらかい。「嫩芽」など
となっています。まだわかい、やわらかいと言った意味となります。少ないため、覚えやすいですね!
「草」は他に「くさ」とも読みますよね。とってもカンタンですが、意味は、
- くさ。「薬草」など
- はじまり。「草創」など
- 文章などの下書き。「草案」など
- あらい。「草庵」など
- 書体の1つ。「草書」など
となっています。ご存じのように草の意味がありますが、他にも始まりであったり、粗いといった意味を持ちますよね。
「嫩」には若いという意味があるため、まだまだ芽生えたばかりで、まるで赤ちゃんのように柔らかい草をイメージして「嫩草」と覚えてみましょう!
「嫩」は「女」の間に「束」、そして「攵」となっていますね。「束」は束ねるという意味でも使いますが、束の間のように、短い時間という意味でも使います。そして「攵」は、軽めにたたく意味を持っているそうです。
そこから、まだ生まれて間もない女の子の赤ちゃんをイメージして「嫩」と覚えてみてはいかがでしょうか👶赤ちゃんは柔らかいですし、生まれたばかりですとやはり動きも鈍いです。鈍いと言えば、この漢字は「どん」とも読みますよね。「嫩」と同じ読み方ができます!
それに、赤ちゃんはゲップが出ないときは軽めにトントンと背中を叩きます。
「草」は「くさかんむり」に「早」となっていますね。日が昇ったばかりの、まだ早い時間帯に芽生えた草をイメージしてみましょう!そこから、生えはじめ、つまり始まりの段階をイメージすることもできますね😆
何で柔らかいのか、イメージできたかな?
この言葉、どう使う?
- おや、こんなところに嫩草が。
- 嫩草を見ると、自分もまだまだこれからだ!という気が持てる・・・ような気がするなぁ。
- 嫩草だ、これからどのように生長していくのかな。
「嫩草」の類語
芽生えたばかりの草、という意味の言葉が似ていますね。
- 若草・・・春になり、新しく生えた草。または、若い女性をたとえる。
- 嫩芽・・・まだ若い芽のこと。
- 若菜・・・春に芽生えたばかりの、食用となる草のこと。
「嫩草」の対義語
「嫩草」は新しい草のことなのに対して、こちらは古い草のことになります。
- 古草・・・若草にまじって残っている、去年などの古い草のこと。
草の赤ちゃん、みたいな感じなのかな・・・?
そう考えると、しっくりくるかも知れないね。
まとめ
「嫩草」は芽生えたばかりで、まだ若い草のことなんですね。
まだまだ芽生えたばかり、赤ちゃんのように柔らかい草をイメージして覚えてみましょう!
「嫩」の「束」は束の間のように、短い時間という意味でも使います。そして「攵」は、軽めにたたく意味を持っています。
赤ちゃんは柔らかいですし、そこから、まだ生まれて間もない柔らかい女の子の赤ちゃんをイメージして「嫩」と覚えてみましょう。👶
「草」は早い時間帯に芽生えた草をイメージしてみましょう!