「花卉」の意味と読み方とは？ヒントは「草」

2023年7月21日2023年10月11日

花卉かきの意味

《「卉」は草の意》

１ 花の咲く草。草花。

２ 観賞用に栽培する植物。観賞する部分により、花物・葉物・実物 (みもの) などに分ける。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

花卉かきはここに注意

「卉き」はとてもカンタンに見えますが、見たことはほぼ無いかも知れません。これも漢字ですので、間違えないように覚えましょう！

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

書くことはとてもカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「花卉かき」の「花はな」は他に「け・はな」とも読みますよね。意味は、

• はなのこと。「綵花さいか」など
• はなのように美しいもの。「花顔かがん」など

となっています。花のように美しい、というものにも使えますよ！

「卉き」は他に「くさ・卉さかん」とも読みます。意味は、

• 草の総称。「卉木きぼく」など
• 盛さかん。

となっています。総称なので、とにかく草のことを言っていますね。

どのような草でも良いので、花が咲く草をイメージしましょう。それが「花卉かき」です！

「花か」は「くさかんむり」に「化か」となっています。「化か」には新しいものになる、と言った意味もありますよね。そこから、草から新しいものに変化するとして「花」と覚えてみても良さそうです。

「卉き」は「屮（くさのめ）」が３つ集まった漢字のようです。確かに、草が生えているようにも見えます・・・🤔そこから、草の総称で使われるようになったのですね。

とは言っても「屮（くさのめ）」が３つ並んでいるものは異体字の「芔き」となっています。意味を考えると、こちらの方が覚えやすそうですが・・・。

「卉き」の方も、「十」の下に「廾きょう」という物を置くだけの単純なものになっています。どちらも覚えやすいので、問題は無いのではないでしょうか！😆

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この言葉、どう使う？

• 鑑賞のため、花瓶に花卉かきを盛る。
• 花が好きなので、花卉かき栽培をしているんだ！
• 花卉かきを摘つんできた。

「花卉かき」の類語

花が咲く草、という意味の言葉が似ていますね。

• 草花くさばな・・・花の咲く草のこと。

同じ読み方の熟語など👀

• 下記かき・・・ある文章の後に書くこと。
• 火気かき・・・火の気。
• 火器かき・・・火をいれるもの。また、火薬を使う兵器のこと。
• 蠣かき・・・イタボガキ科の二枚貝の総称。
• 花期かき・・・花が咲く期間のこと。
• 花器かき・・・花を生いけるための道具。
• 和気かき・・・和気わきと同じ。
• 果毅かき・・・決断力があること。
• 垣かき・・・間を隔へだてるもの。または仕切り。
• 柿かき・・・カキノキ科の落葉高木のこと。
• 夏季かき・・・夏の季節のこと。
• 夏期かき・・・夏の間のこと。
• 家記かき・・・その家に伝わる日記など。
• 嫁期かき・・・お嫁にいくのに適てきした年ごろ。
• 禍機かき・・・災いが起こるきっかけ。
• 嘉卉かき・・・美しい草木。

「花卉かき」の熟語・ことわざ・慣用句

• 花卉園芸かきえんげい・・・鑑賞のための植物を栽培さいばいすること。

まとめ

「花卉かき」は花が咲く草のことなんですね。

「花か」の「化か」には新しいものになる、と言った意味もありますから、草から新しいものに変化するとして覚えてみても良さそうですよね。

「卉き」の意味は「屮（くさのめ）」が３つ並んでいるところから覚えると、すんなりと入ってきます。

そんな色んな草に、花が咲いているものをイメージしてみましょう🧐

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