「雲雀」の意味と読み方とは?ヒントは「鳥」
雲雀って、なんと読むのかな??
「雲雀」はね、「ひばり」と読むんだよ。
雲雀の意味
スズメ目ヒバリ科の鳥。全長17センチくらい。体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽をもつ。日本では留鳥・漂鳥として河原・畑などにすみ、春になると空高く舞い上がりながら、ピーチュク、チルルなど長くて複雑な節回しでさえずる。告天子 (こくてんし) 。《季 春》「―より空にやすらふ峠哉/芭蕉」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
雲雀はここに注意
そのままでは読めませんので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み方が特殊ですが、書くことはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「雲雀」の意味は、ヒバリ科の鳥のことなんだね。
何だか見たことがあるなぁ・・・。響きもキレイで、何だかカッコいい感じがあるね!
ヒバリは告天子とも言うらしいよ!こちらも、良い漢字が使われているように見えるよね。
「雲雀」の「雲」は他に「うん・くも」とも読みますよね。意味は、
- 空に浮かぶ、くものこと。「雲海」など
- 高いこと。「雲客」など
- くものようなこと。「雲散」など
- 出雲国。「雲州」
となっています。空に浮かぶ雲をあらわしていますね。
「雀」は他に「じゃく・すずめ」とも読みますよね。意味は、
- 鳥のスズメのこと。「雀躍」など
- スズメ色。「雀斑」など
となっています。鳥であるスズメのことを言っているのですね。
「雲雀」は上空を長時間飛んだり、石などの上に止まりながらさえずるそうです。そこから、雲と同じ位の高さを飛ぶスズメ目の鳥をイメージして「雲雀」と覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「雲」は部首である「雨」の下に、「云」となっています。
「云」が、まるで雲が回転している様子を表現しているそうです。そのため、雲が回りつつ雨が降ってくるイメージで「雲」を覚えてみてはいかがでしょうか?🤔
「雀」は「小」に、部首の「隹」となっています。
部首の「隹」は、「ふるとり」と呼ぶそうですよ。
「隹」は尾の短い鳥を意味しているため、そこに「小」を足し、小さな鳥をイメージして「雀」を覚えて見ましょう!🐦
上空を長い時間飛んでさえずるようだし、雲が入っているから、雲と同じ高さを飛んでいるイメージが出来そうだよね。
この言葉、どう使う?
- どこからか、雲雀のさえずりが聞こえてくる。
- 雲雀の巣を見つけた。
- 雲雀には、縄張りを宣言する揚げ雲雀という行動がある。
同じ読み方の熟語👀
- 火針・・・焼き鍼という、筋肉の治療に用いる、お灸の効果を求める方法と同じ。
「雲雀」の熟語・ことわざ・慣用句
- 雲雀貝・・・イガイ科の二枚貝。食用。
- 雲雀毛・・・馬の毛色の名前。
- 雲雀笛・・・雲雀が出てくるように誘い、捕まえるために吹く笛のこと。
- 雲雀骨・・・やせて骨張っている骨格のこと。
- 雲雀の口に鳴子・・・ずっと続くおしゃべりのたとえ。よくさえずる雲雀の口に、鳴子をつけたようにうるさいことから。
さえずりながら、高く飛んで上がっていく行動をするんだね。
そう、だからこそ雲と一緒に覚えることも出来そう。雲も、高い所にあるからね!
まとめ
「雲雀」はヒバリ科の鳥のことなんですね。
上空を長時間飛んだりしながらさえずるそうなので、雲と同じ位の高さを飛ぶスズメ目の鳥をイメージして覚えておきましょう!
「雲」の「云」は、雲が回転している様子を表現しているそうですね。雲が回りつつ、雨が降ってくるイメージで覚えてみるのが面白そうです。
「雀」の部首の「隹」である「ふるとり」は、尾の短い鳥を意味しているため、「小」を足して小さな鳥をイメージしてみましょう!🐦
実は、僕はとある漫画のキャラでこの読み方を知りました。といっても、結構前の話です。😆
難しい読み方でも、好きな漫画などであれば覚えやすいんですよね・・・!