「海月」の意味と読み方とは?ヒントは「いきもの」
海月って、なんと読むのかな??
「海月」はね、「くらげ」と読むんだよ。
海月の意味
腔腸 (こうちょう) 動物の基本形のうち、浮遊生活を送るもの。ハチクラゲ類・ヒドロ虫類など。体は寒天質からなり、傘の形をしていて、これを伸縮させて泳ぐこともある。傘の中に消化循環系・生殖腺 (せいしょくせん) があり、骨はない。傘の周縁に多数並ぶ触手には刺胞 (しほう) があり、強い毒をもつものもある。《季 夏》「横ざまに―流るる潮かな/虚子」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
海月はここに注意
そのままでは読めないので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
「海月」の形をイメージすれば、カンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「海月」の意味は、海にいるようなクラゲのことなんだね。
クラゲって、漢字だとこう書くんだね!
そうみたい。頭が丸っこいからかな。
「海月」の「海」は他に「かい・うみ」とも読みますよね。意味は、
- うみ。「海洋」など
- うみと同じように、大きくて広い。たくさん集まっているところ。「雲海」など
- 海のような寛容な心があるさま。「海容」など
となっています。今回は、海にいるものとして使われているようですね。
「月」は他に「げつ・がつ・つき」と読みますよね。意味は、
- 天体のひとつ。お月さま。「月光」など
- 1年をわけた期間。「年月」など
となっています。意味をみても、クラゲとは結び付かないようにも思いますが・・・?
クラゲの形を思い出してみてください、丸くて円盤状の形をしていますよね。🧐
この形=クラゲとしてイメージして、海に住む月として「海月」と覚えてはいかがでしょうか?
「海」の漢字はとてもカンタンですが、これは「さんずい」と「毎」が並んでいますよね。
この「毎」の部首は、「母」となっています。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われているのはとても覚えやすいとは思いませんか?😁
「月」は、月が欠けた象形から成り立ったそうですよ。
確かに、漢字は丸くありませんよね。🌙
「海月」は形で覚えてみよう!
この言葉、どう使う?
- まるで海月みたいに、ふにゃふにゃしているな。
- 海月が海をただよっている。
- 遠くに見える明かりが、海月のようにふわふわと動いていって見える。
「海月」の類語・・・?
類語、というよりは海月の種類を少し並べます。
- マミズクラゲ・・・淡水に生息するクラゲ。
- クロッソタ・ノルベジカ・・・赤いクラゲ。
- スティギオメデューサ・ギガンティア・・・とても大きい深海クラゲ。
同じ読み方の熟語👀
- 水母・・・クラゲのこと。
「海月」の熟語・ことわざ・慣用句
- 海月蛸・・・クラゲダコ科の頭足類で、クラゲのように腕を開閉して泳ぐ。
- 海月の骨・・・ありえないこと、めずらしいことのたとえ。クラゲには骨がないため。
ごめん、クラゲって骨がなかったんだね・・・。気にしたことが無かったよ。
言われてみれば、と後で気づくこともあるよね。
まとめ
「海月」はクラゲのことなんですね。
クラゲは丸く、円盤状の形をしていますよね。🧐
この形をクラゲとして、海に住む月をイメージして覚えましょう!
「海」は「さんずい」と「毎」が並んでいます。
「毎」の部首は「母」ですね。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われているのはとても覚えやすいです。
「月」は、月が欠けた象形から。確かに、漢字は丸くありません。🌙
クラゲには骨が無いことから「海月の骨」という慣用句もありますが、古代のクラゲには骨があった?!という話もあります。進化の過程で消えたのかも知れませんね・・・。🤔
海月と言えば、鶴岡市の加茂水族館はご存じでしょうか?
僕は1度行ったことがあるのですが、アシカ(アザラシ?)の声がすごい響き渡っていたのを覚えています。😄
もちろんクラゲもたくさんいるので、興味があれば行ってみましょう!
こちらはいかがでしょうか?
読みやすく、美しいクラゲの不思議を読みとく保存版ガイドになります。
この本では、十文字クラゲからブラックシーネットルまで、50種のユニークなクラゲたちが、息をのむほどの美しいカラー写真で紹介されています。
クラゲの体の構造、歴史、分布、生息海域、生態系における役割についても詳しく解説されているので、クラゲに興味がわいたら見てみると理解が深まりますね。😀
水族館に行ってみるのも良いね!