「烏鵲」の意味と読み方とは？ヒントは「鳥」

2023年3月24日2023年10月11日

烏鵲うじゃくの意味

《「うしゃく」とも》カササギの別名。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

烏鵲うじゃくはここに注意

特に「鵲じゃく」は難しいため、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★★☆

読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「烏鵲うじゃく」の「烏う」は他に「お・からす・烏くろい・烏いずくんぞ・烏なんぞ」とも読みます。意味は、

• カラスのこと。「烏合うごう」など
• 黒い。「烏鷺うろ」など
• 太陽。「烏兎うと」など
• 反問をあらわす。「烏有うゆう」

となっています。太陽、というのは月にはウサギ、太陽にカラスがいるという伝説によるものだそうです🧐

「鵲じゃく」は他に「かささぎ」と読みます。意味は、

• カラス科の鳥であり、かささぎのこと。「鵲橋じゃっきょう」

となっています。鳥のことなんですね。ちなみに、カササギは羽に白い部分がありますよ！お腹も白いみたいです！

カササギという鳥の別名とのことなので、カラス科のカササギであるというのを分かりやすくイメージするために「烏鵲うじゃく」と覚えてはいかがでしょうか？🧐

「烏う」は全身が真っ黒で目がどこにあるか分からない、というところから「鳥」の目の部分を外して「烏」となったと言われています。なので、「鳥」よりも１本少なくなっているのを忘れないようにしましょう😎

「鵲じゃく」は「昔」に「鳥」となっています。ここで間違えてはいけないのは、「烏」ではなく「鳥」が使われている点ですね。カラスとは違って白い部分がいくつか存在するので「鳥」が使われているのでしょうか・・・🤔

「烏う」は烏合うごうの衆と同じ読み方、「鵲じゃく」はこの文字にも使われている「昔」から今昔こんじゃく物語と同じ読み方として覚えると、他の言葉も一緒に覚えられます！

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この言葉、どう使う？

• その日はめずらしく、烏鵲うじゃくが空を飛んでいるのを見た。

「烏鵲うじゃく」の熟語・ことわざ・慣用句

• 烏鵲橋うじゃくきょう・・・鵲かささぎの橋。七夕の夜、カササギが翼を並べ天の川に渡す、と言われる想像上の橋のこと。
• 烏鵲うじゃくの智ち・・・先のことだけ心配して、すぐ近くの危険には気が付かないということのたとえ。カササギは強風の多い年に低い枝に巣を作ることがあるが、そのせいで人からの危険が増えることに気がつかないことから。

まとめ

「烏鵲うじゃく」は、カササギというカラス科の鳥の別名ということなんですね。

カササギという言葉自体、普段は見ないかも知れませんね。なんと、お腹も白いみたいです！

天然記念物のようで、日本では一部だけにしか見られないとのこと・・・、ご存じなくても無理はないですね😅