「著莪」の意味と読み方とは?ヒントは「花を咲かせる」
著莪って、なんと読むのかな??
「著莪」はね、「しゃが」と読むんだよ。
著莪の意味
アヤメ科の多年草。林下に群生し、高さ50〜60センチ。葉は剣状。5月ごろ、黄色い斑点のある白い花を咲かせる。種子はできない。胡蝶花。《季 夏》「墓所の水落つる小溝や—の花/碧梧桐」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
著莪はここに注意
「著」の読み方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが、少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「著莪」の意味は、5月頃に黄色い斑点のある白い花を咲かせる、アヤメ科の多年草のことなんだね。
どちらも、下の漢字だけを見たら読み方が分かりやすくて助かるよ。
実は「著」は、そのまま「しゃ」とは読まないみたいだよ。
「著莪」の「著」は他に「ちょ・ちゃく・じゃく・著す・著しい・著る・著く」と読みます。意味は、
- 書きあらわす。「著書」など
- いちじるしい。目立つ。「顕著」など
となっています。「着」の本字であり、「きる」「つく」として使われることがあります。
「莪」は他に「つのよもぎ」とも読みます。意味は、
- つのよもぎ。ヨモギの一種。「菁莪」
- きつねあざみ。アザミの一種。
となっています。多年草の意味があるようですね。
漢字を見ると、今回はおそらく当て字のようです。
どちらも下の漢字だけで「しゃが」と読むことができますが、上に「くさかんむり」を乗せて草だということをハッキリさせておきましょう!
「著」は部首である「くさかんむり」に、「者」となっています。
「くさかんむり」は草花の種類や、草花で作られたものに関する字に主に使われるとのこと。
「者」は特定の人や物などを指し、強調や仮定の条件をあらわす助字でもあります。また、時をあらわす語に添える助字でもあるそうですね。
下の方は、どうやら多くの物を集める意味のようで、草で作られた衣服から「きる」ことを、多くの物を集めてハッキリとした形にあらわすことから「著」が成り立ったとのこと。
「莪」は部首である「くさかんむり」に、「我」となっています。
「我」は自分のことであり、自分の考えにこだわって押し通す意味がありますね。
草の下に、自分を隠しているイメージで「莪」を覚えてみてはいかがでしょうか?
種子が発生しないから、分布の広がりは人為的に行われたと考えられているそうだよ。
この言葉、どう使う?
- 早くも、著莪が咲く時期が訪れたね。
- 著莪は中国原産で、昔日本に入ってきた帰化植物なんだ。
- 著莪は、人為的影響の少ない自然林内にはあまり自生しないそうだ。
「著莪」の類語
同じく、アヤメ属の花をいくつか並べます。
- イチハツ・・・昔は強い風を防ぐ、という迷信があった植物。
- キショウブ・・・水辺に生息し、美しい花を咲かせる植物。
- 杜若・・・湿地に群生し、5月から6月にかけて紫色の花をつける。
同じ読み方の熟語👀
- 射干・・・著莪と同じ。
- 車駕・・・車。また、天子の敬称。
読むのは難しくないけど、この漢字たちに当てはめるのが難しそうだね。
ちなみに、花言葉は「反抗」「友人が多い」という意味らしいよ!
まとめ
「著莪」は、5月頃に黄色い斑点のある白い花を咲かせる、アヤメ科の多年草のことなんですね。
おそらく当て字と言われていますが、どちらも下の漢字だけで「しゃが」と読むことができます。
上に「くさかんむり」を乗せて、草だということをハッキリさせておきたいですね!
「著」は部首の「くさかんむり」に、「者」です。
「くさかんむり」は、草花の種類などに関する字に使われるそうですね。
「者」は特定の人や物などを指し、強調や仮定の条件、または時をあらわす字に添える助字でもあります。
下部は、多くの物を集める意味で、そこから目立つなどを意味して成り立ったと言われています。草で作られた衣服から「きる」ことも意味しているそうですね。
「莪」は部首の「くさかんむり」に、「我」です。
「我」は自分のことや、自分の考えにこだわり押し通すこと意味を持ちますよね。
草の下に、自分を隠しているイメージで覚えてみるのも良さそうです。
こちらはいかがでしょうか?
シャガの苗になります。
土が固くなると葉の色が悪くなり、新しくできた株も大きくならないため、土が固くならないように腐葉土などをたくさん入れて、柔らかい土にしておきましょう!
日陰が好きみたい。