「禊萩」の意味と読み方とは?ヒントは「盆花」
禊萩って、なんと読むのかな??
「禊萩」はね、「みそはぎ」と読むんだよ。
禊萩の意味
《「みぞはぎ」とも》ミソハギ科の多年草。山野の湿地に群生し、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は広披針形で先がとがり、対生する。8、9月ごろ、紅紫色の小花を穂状につける。全草を干して下痢止めの薬とし、また、盂蘭盆会 (うらぼんえ) に盆花とする。千屈菜。精霊花 (しょうりょうばな) 。みずかけぐさ。《季 秋》
出典 デジタル大辞泉(小学館)
禊萩はここに注意
どちらも難しい漢字ですが、特に1級の「禊」には注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「禊萩」の意味は、ミソハギ科の多年草のことなんだね。
みそぎはぎ、ではないんだ・・・!
「禊」の読み方には、特に注意が必要だね!
「禊萩」の「禊」は他に「けい・みそぎ・禊う」とも読みます。意味は、
- みそぎ。水で身を洗い清める。そのまつり。「禊事」など
となっています。身を洗い清める、大事な意味がありますよね。
「萩」は他に「しゅう」とも読みます。意味は、
- はぎ。マメ科の落葉低木。
- よもぎ。キク科の多年草。
となっています。ある草などの意味を持っていますよね。
ハギに似て禊に使ったことから「禊萩」、または溝に生えることから溝萩によると言われています。
祭事などに使われるため、禊に使われるということにも結び付きますよね。
盆花にもよく使われる、ハギに似て禊にも使われる草をイメージして「禊萩」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「禊」は部首である「示」に、「契」となっています。
部首の「示」は、神や祭事などに関する字に主に使われるとのこと。
「契」は約束、手形などの意味もあります。
神さまとの約束のために、身を清めているイメージで「禊」を覚えることもできそうですね!😄
ただ、この中の「契」の書き方にも注意しておきましょう!
「萩」は部首である「くさかんむり」に、「秋」となっています。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類や状態などに関する字に主に使われますよね。
「秋」は四季のひとつでもあり、作物が実ることの他に、大事な時の意味もあります。
秋の七草のひとつである「萩」をイメージして、覚えておきましょう。
ちなみに、盆花は「ぼんばな」と読むよ。
この言葉、どう使う?
- 禊萩は、精霊花などの名もある。
- 禊萩は、湿地や田の畔などに生える。
- 禊萩は祭事などにも使われるため、その関係の呼び名がいくつかある。
同じ読み方の熟語👀
- 溝萩・・・禊萩と同じ。
用途がちゃんとあるんだなぁ・・・。
そう、それを考えると、何故この漢字なのかがちょっと分かりやすいよね。
まとめ
「禊萩」は、ミソハギ科の多年草のことなんですね。
ハギに似て禊に使ったことから「禊萩」、溝に生えることから溝萩によると言われていますよ。
祭事などに使われることから、禊に使われることにも結び付きます。
盆花にもよく使われる、ハギに似て禊にも使われる草をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐
「禊」は部首の「示」に、「契」です。
部首の「示」は、神や祭事などに関する字に主に使われますね。
「契」は約束、手形などの意味も持っています。
神との約束のため、身を清めているイメージで覚えることもできそうですよ。😄
ただ、「契」の書き方には注意が必要です!
「萩」は部首の「くさかんむり」に、「秋」です。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類などに関する字に主に使われますね。
「秋」は四季のひとつ、作物が実ることの他に、大事な時の意味も持っています。
秋の七草のひとつである「萩」をイメージして覚えましょう。
こちらはいかがでしょうか?
お盆のお供え花としてもよく使われるミソハギ。
せっかくお供えするなら、苗から育ててみませんか?
次回のお盆に間に合うように、育てたいね。