「亢竜」の意味と読み方とは?ヒントは「高い」
亢竜って、なんと読むのかな??
「亢竜」はね、「こうりょう」と読むんだよ。
亢竜の意味
天高く昇りつめた竜。富貴栄華を極めた者をたとえていう。こうりゅう。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
亢竜はここに注意
「亢」を書くことはカンタンですが、1級の漢字となっているため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはカンタンですが、「竜」を読み間違う可能性があるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「亢竜」の意味は、天高く昇る竜から、頂点に立った者を例えて言うことなんだね。
ドラゴンに関係するものだろうなとは思っていたけど・・・、そんなに高いんだ。
「亢」の意味を覚えておけば、イメージもしやすいと思うよ!
「亢竜」の「亢」は他に「亢る・亢い・亢がる・亢める・のど・亢たる」とも読みます。意味は、
- たかぶる。きわめる。「亢進」など
- のど。
- 当たる。
となっています。ノドや、高く上がる意味もあることが分かりました。
「竜」は他に「りゅう・りん・たつ」とも読みます。意味は、
- 想像上のいきもの、竜。「飛竜」など
- すぐれた人。「竜象」など
- 天子に関することにつかう。「竜顔」
となっています。ここに、すぐれた人という意味がありましたね。
天高く昇る竜や、それと同じように物事を極めた優れた人をイメージして「亢竜」と覚えておきましょう!🧐
「亢」は部首である「亠」の「なべぶた」に、「几」となっています。
「なべぶた」は「けいさんかんむり」とも言い、主に字形から文字を整理するために設けられた部首とのこと。
「几」は机、ひじかけの意味を持っていますね。
のどくびの図形が元になっているらしく、その形から頭を上げ、まっすぐ立つという意味をあらわしているという話があります。
頭を上げてまっすぐ立つとありますが、「亠」は頂点が少し飛び出ているため、のどぼとけが真上を向くぐらいまっすぐに空を見上げている。
机に乗っているため、さらに高い所まで上がっていけるイメージで「亢」を覚えてみてはいかがでしょうか?👆
「竜」は「立」に「甲」・・・とは少し違いますね。伸びている部分が、竜のしっぽのように見えます。🧐
これ以上、上はないのかも知れないね!
この言葉、どう使う?
- 彼こそ、亢竜というにふさわしいのではないか。
- 亢竜悔いありとは、まさにこのこと。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 荒涼・・・荒れ果てて、ものさびしいこと。漠然として、要領を得ないこと。うっかりすること。物の言い方が尊大であること。
- 衡量・・・量をはかること。考え合わせること。
- 綱領・・・要点。また、政府などの団体の方針などの基本を示したもの。
- 校了・・・校正が終わること。
- 香料・・・食品や化粧品などに芳香をつける、材料とするもの。
- 考量・・・物事をあれこれ考え合わせて、判断すること。
- 口糧・・・兵士1人分の食糧。また、生活に必要な食糧や費用のこと。
「亢竜」の熟語・ことわざ・慣用句
- 亢竜悔いあり・・・天高く昇りつめた竜は、あとは下るだけなので悔いがある。高い地位を得た者は、必ず衰えるという例え。
- 亢竜有悔・・・高い地位についた人や、大金持ちになった人などは、慎まないと大きな失敗をして、後で後悔するということ。
上がれる所まで上がったんだね。
なら、もう最高な場所にいるんじゃない?
あとは、下って行かないように注意しないとね。
まとめ
「亢竜」は天高く昇る竜から、頂点に立った者を例えて言うことなんですね。
天高く昇る竜や、それと同じように物事を極めた優れた人をイメージして覚えておきましょう!🧐
「亢」は部首の「亠」の「なべぶた」に、「几」です。
「なべぶた」は「けいさんかんむり」とも言い、主に字形から文字を整理するために設けられた部首みたいですね。
「几」は、机やひじかけの意味もあります。
のどくびの図形が元との話があり、その形から、頭を上げまっすぐ立つという意味をあらわしているとのこと。
頭を上げてまっすぐ立つとありますが、「亠」は頂点が少し飛び出ているため、のどぼとけが真上を向くぐらいまっすぐに空を見上げており、机に乗ってさらに高い所まで上がっていけるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?👆
「竜」は「立」に「甲」に見えますが、少し違いますよね。「甲」の伸びている部分は竜のしっぽのようにも見えませんか?🧐