「宗匠」の意味と読み方とは?ヒントは「師匠」
宗匠って、なんと読むのかな??
「宗匠」はね、「そうしょう」と読むんだよ。
宗匠の意味
文芸・技芸などの道に熟達しており、人に教える立場にある人。特に、和歌・連歌・俳諧・茶道・花道などの師匠。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
宗匠はここに注意
宗教に関係しているわけではありません。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
どちらも、読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「宗匠」の意味は、文芸や武芸などの道に熟達していて、人に教える師匠のことなんだね。
何かしらに秀でた人なんだ?
人に教えることができるほどだから、かなりのものだろうね!
「宗匠」の「宗」は他に「しゅう・むね」とも読みますよね。意味は、
- 信仰の組織団体。「宗教」など
- みたまや。祖先を祭るところ。「宗廟」
- 家元。祖先。「宗家」など
- かしら。尊ばれる人。「宗主」など
- 中心となる考え。むね。
となっています。宗家や宗教などで、よく見る漢字ですよね。
「匠」は他に「たくみ」とも読みますよね。意味は、
- たくみ。職人。「刀匠」など
- 先生。「師匠」など
- 工夫。アイデア。「意匠」など
となっています。職人や先生の他に、工夫という意味もあることが分かりました!
匠と呼ばれる人たちのように、素晴らしい技術を持ち尊ばれる師匠をイメージして「宗匠」と覚えておきましょう!🧐
「宗」は部首である「宀」の「うかんむり」に、「示」となっています。
「うかんむり」は、家屋や住居などに関する字に主に使われますね。
「示」は指図する他に、地の神の意味もあるとのこと。
屋根の象形と、神に生贄をささげる台の象形から、祖先の霊を祭るみたまやを意味して「宗」が成り立った、という話がありますよ。
「匠」は部首である「匚」の「はこがまえ」に、「斤」となっています。
「はこがまえ」は四角い箱や、物を入れる箱に関する字に主に使われるとのこと。
「斤」は、木を斬るオノや重さの単位の意味もあります。
モノをつくる際の技術や、その巧みさから来ているという話がありますよ。
箱にしまっているオノで、何でも作れてしまうのかも知れませんね。🧐
何かを教わるなら、その道に熟達している人の方が良いよね!
この言葉、どう使う?
- 宗匠の他にそれを知る者は、誰もいない。
- さすがは宗匠、的確に指導をしてくださる。
- 同世代から、宗匠と言われる者があらわれた。
「宗匠」の類語
人に教える人、という意味の言葉が似ていますね。
- 師範・・・人の手本となることや、その人のこと。
- 指南・・・武術や芸能などを指導すること。また、その人。
- 良師・・・優れた先生のこと。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 争訟・・・訴訟を起こして争うこと。
- 相称・・・互いにつりあうこと。
- 創唱・・・人にさきがけて、最初に唱えること。
- 創傷・・・皮膚などに生じた、キズ口の開いているキズのこと。
- 総称・・・ある種類に含まれるものを、纏めて呼ぶこと。
- 藻礁・・・海藻類を繁殖させるための設備のこと。
- 爪床・・・爪の下面が接している皮膚の部分のこと。
「宗匠」の熟語・ことわざ・慣用句
- 宗匠頭巾・・・連歌・俳諧・茶道などの宗匠が用いた、円筒形で頂が平らな頭巾のこと。
きっと、皆から尊敬されるんだろうなぁ。
宗匠にも、始めたての頃はあったはず。
何かに秀でようとするなら、今からでも遅くは無いと思うよ。
まとめ
「宗匠」は文芸や武芸などの道に熟達していて、人に教える師匠のことなんですね。
匠と呼ばれる人のように、素晴らしい技術を持ち尊ばれる師匠をイメージして覚えておきましょう!🧐
「宗」は部首である「宀」の「うかんむり」に、「示」です。
「うかんむり」は、家屋などに関する字に主に使うとのこと。
「示」は指図する他に、地の神の意味もあるそうです。
屋根の象形と、神に生贄をささげる台の象形から、祖先の霊を祭るみたまやを意味して成り立った、という話がありますよ。
「匠」は部首である「匚」の「はこがまえ」に、「斤」です。
「はこがまえ」は四角い箱や、物を入れる箱に関する字に主に使うようですよ。
「斤」は、木を斬るオノや重さの単位の意味を持つそうです。
モノをつくる際の技術や、その巧みさから来ているとのこと。
箱に入っているオノで、何でも作れてしまうのかも知れません!🧐