「菊戴」の意味と読み方とは?ヒントは「戴く」
菊戴って、なんと読むのかな??
「菊戴」はね、「きくいただき」と読むんだよ。
菊戴の意味
キクイタダキ科キクイタダキ属の鳥。全長約10センチ、日本で最小の鳥の一。全体に緑褐色で、頭頂が黄色く、雄はさらにその中央が赤い。日本では亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬には平地に移動する。まつむしり。《季 秋》「この高木—も来るとかや/虚子」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
菊戴はここに注意
「戴」の読み方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「菊戴」の意味は、キクイタダキという鳥のことなんだね。
まさか、鳥のことだったのか・・・!
知らなかったら、読むことも難しいよね。
「菊戴」の「菊」の意味は、
- 植物の名。キク。「菊花」など
となっています。黄色いイメージのある、あの花ですね。
「戴」は他に「たい・戴く」と読みます。意味は、
- いただく。頭の上にのせる。「戴天」など
- ありがたくもらう。「頂戴」など
- 長としてあがめる。「推戴」
となっています。頭の上に物を乗せる時も、ありがたく物をもらう時も、代表者をあがめる時も、いつも手は上げているイメージがありますよね。🤲
頭頂部に黄色い菊があるように見えることから、菊を頭に戴いているという意味で命名されたそうですよ。🧐
頭に、目立つ王冠のように黄色い菊がのっているイメージですね。
「菊」は部首である「くさかんむり」に、「匊」となっています。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類や状態などに関する字に主に使われますよね。
「匊」は、むすぶ意味や手のひらをあわせてすくう、という意味があるみたいですよ。
手のひらを合わせるように丸められているように、花びらがとある1点に向かって咲いていることから「菊」が成り立ったという話があります。🧐
確かに、上に向かって丸まって咲いているようにも見える花です。
「戴」は成り立ちがややこしいのですが、「載」にとても似ていますよね。
「載」は「車」ですが、「戴」は「異」となっています。
実は、この「異」は人が何やら物を持って上げている様子から来ているみたいです。🧐
そこから、手をあげてのせているイメージで「戴」を覚えてはいかがでしょうか?🤲
頭に特徴があるから、すぐに覚えることができそうだね!
この言葉、どう使う?
- 菊戴は、小型の鳥です。
- 菊戴が、止まり木に止まっている。
- あの菊戴は、どこからやってきたのだろうか。
同じ読み方のもの👀
- 鶎・・・キクイタダキのこと。
確かに、頭のてっぺんが黄色い!
面白い見た目をしているよね。
まとめ
「菊戴」は、キクイタダキという鳥のことなんですね。
頭頂部に黄色い菊があることから、菊を頭に戴いているという意味で命名されたとのこと。🧐
目立つ王冠のように、頭に黄色い菊がのっているイメージです。
「菊」は部首の「くさかんむり」に、「匊」です。
部首の「くさかんむり」は、草花の状態などに関する字に主に使われますね。
「匊」はむすぶ、手のひらをあわせてすくうという意味を持つそうです。
手のひらを合わせて丸められているように、花びらがとある1点に向かって咲いていることから成り立った、という話がありますよ。🧐
確かに、上に向かって花びらが丸まって咲いているようにも見える花ですよね。
「戴」は、「載」にとても似ています。
「載」は「車」ですが、「戴」は「異」ですね。
この「異」は、人が何か物を持って上げている様子から来ているようです。🧐
そこから、手をあげてのせているイメージで覚えてみましょう。🤲
こちらはいかがでしょうか?
野鳥カメラマンの叶内拓哉氏による、野鳥写真のアーカイブです。
今では撮影することの難しい大きな群れや、豊かな自然の中にたたずむ珍しい鳥たちの姿など、40年間にわたって撮影された美しく貴重な野鳥写真を収録し、フィルム撮影写真から最近のデジタル撮影写真も含め、野鳥写真をなるべくトリミングせずに、周囲の環境も含めて紹介されています。
キクイタダキ科も、のっているわけですね。
他の鳥もふくめて、見てみよう。