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「木鐸」の意味と読み方とは?ヒントは「ならす」

2024年1月15日

ナヤミィ

木鐸って、なんと読むのかな??

フクロウ

「木鐸」はね、「ぼくたく」と読むんだよ。

木鐸ぼくたくの意味

1 古代中国で、法令などを広く人民に示すときに振り鳴らした、木の舌のついている大きな鈴。

2 《「論語」八佾 (はちいつ) から》世の人を教え導く人。社会の指導者。「社会の―」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

木鐸ぼくたくはここに注意

たく」はあまり見かけないので、間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読むのが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「木鐸ぼくたく」の意味は、木の舌がついた大きな鈴のことなんだね。

ナヤミィ

木の舌、って何のこと?

フクロウ

鐘の中にある、ぶら下がっている部分のことだよ。


木鐸ぼくたく」の「ぼく」は他に「こ・もく・き」とも読みますよね。意味は、

  • 木。樹木じゅもく」など
  • 木材。「木刀ぼくとう」など
  • かざらない。「木訥ぼくとつ」など

となっています。

たく」は他に「すず」とも読みます。意味は、

  • 大きな鈴のこと。「銅鐸どうたく」など
  • 風鈴のこと。「風鐸ふうたく

となっています。大きめな鈴を指しているのですね。

木でできた舌がついている、大きな大きなすずをイメージしてください。それを「木鐸ぼくたくと覚えましょう!

ぼく」は大地をおおっている木をあらわしています。

たく」は「金」に「えき」となっていますね。

えき」は人の目、それに手枷てかせをあらわしています。

手枷をされた人を広く知らせるために、金属でできた大きな鈴を鳴らす。

といったイメージで、この漢字を覚えてみるのも良いのではないでしょうか。😉

「もくたく」ではなく「ぼくたく」なので、ここは注意しましょう!読み方を間違えてしまいそうですからね。😅

よく聞くものだと、「木刀ぼくとう」と同じ読み方となっていますよ。

また、論語では社会の指導者としても使われています。

皆に知らせるための大きなすずですし、影響力がある人からの話も同じようなものなのですね。

フクロウ

かねを鳴らして、皆に知らせよう!

木鐸の覚え方イメージ
中にある舌は木でできています・・・。

この言葉、どう使う?

  • 世間からは木鐸ぼくたくとして受け入れられてはいるが、自分はそんな存在ではない。
  • 自分のことを木鐸ぼくたくなどと言って、偉そうにしている。
  • 知りたいこと、なーんでも教えてくれる木鐸ぼくたくがあったらなぁ・・・。

木鐸ぼくたく」の類語

木の舌がついた大きな鈴もそうなのですが、他に社会の指導者という意味の言葉が似ていますね。

  • 首脳しゅのう・・・組織などの中心で、トップの役割の人。
  • 指導者しどうしゃ・・・国家などを率いる人。
  • 巨頭きょとう・・・大きな影響を与えることのできる人物。

木鐸ぼくたく」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 一世木鐸いっせいぼくたく・・・この世の中にいる人たちの指導者のこと。
ナヤミィ

僕、木鐸ぼくたくって知らなかったよ・・・!

フクロウ

なかなか聞かないからね。「鐸」の持つ意味は少ないから、覚えるのは楽じゃないかな。

まとめ

木鐸ぼくたく」は、木の舌がついた大きなすずのことなんですね。

例えば指導者といった意味でしたら聞いたことがあったかも知れません、木鐸ぼくたくそのものはどういったものかご存じでしたか?🤔

ぼく」は、大地をおおう木をあらわしています。

たく」は「金」に「えき」です。

えき」は、人の目と手枷てかせをあらわしているんですね。

手枷をされた人をみんなに知らせるために、金属でできた大きなすずらすイメージで覚えてみましょう!🔔

木刀ぼくとう」と同じく「ぼく」と読むことを忘れずに!

論語では社会の指導者としても使われています。

皆に知らせるための大きな鈴ですし、影響力がある人からの話も同じようなものに感じますよね。


こちらはいかがでしょうか?

論語が気になる方にはこちら。

主要な人名や日本人に馴染みのない語句には注釈を入れた、現代の論語完全版です。

元々は中国の物ですので、日本ではなじみのない言葉もありますからね。細かく説明してもらえるのはありがたいです。😀

フクロウ
フクロウ

名言だけでも覚えておくと、使えるかもしれないね。


二文字

Posted by 管理人