「竹杷」の意味と読み方とは?ヒントは「農具」
竹杷って、なんと読むのかな??
「竹杷」はね、「さらい」と読むんだよ。
竹杷の意味
長い柄の先に粗い歯をつけた、熊手のような農具。土をかきならしたり、木の葉やごみなどをさらうのに用いる。さらえ。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
竹杷はここに注意
竹をそのまま読むわけでは無いので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読むのが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「竹杷」の意味は、熊手のような農具のことなんだね。
「さらい」って言うんだね。全然読めなかったよ・・・。
漢字を覚えてみると、読み方もカンタンに覚えられるはず!
「竹杷」の「竹」は他に「たけ・ちく」とも読みますよね。意味は、
- たけ。「竹林」など
- たけでできた笛。「糸竹」
- 文字を書くのに使っていた竹。「竹簡」など
となっています。植物である、たけの事ですね。
「杷」は他に「は・さらい」と読みます。意味は、
- 地面をならしたり、穀物をかき集めたりするための農具。
- バラ科の常緑高木の枇杷に用いられている。
となっています。こちらの漢字、そのまま「さらい」と読めるんですね!
地面をならしたり、穀物をかき集めるため、竹でできている農具をイメージして「竹杷」と覚えましょう!🧐
「竹」はそのまま、生えている竹をイメージしてください。
「杷」は「木」と「巴」になっていますね。「巴」は地面を這うヘビの象形から成り立っています。それに「木」を合わせて、ヘビが地面にぴったりとくっついている=平らとなり、地面を平らにする木の農具として「杷」が成り立ったそうですよ🐍
読み方が難しいですが、「竹杷」はゴミなどをさらう時にも用いるので、ゴミ浚いと覚えてみてはいかがでしょうか?ちなみに、「浚」には水底の土砂などをさらう、という意味がありますよ!
「杷」には、ヘビがいたんだね!
この言葉、どう使う?
- 庭を掃除したいから、竹杷を持ってきておくれ。
同じ読み方の漢字👀
- 作礼・・・仏、また長上に礼をすること。
- 復習・・・学んだことを、繰り返し練習すること。
「杷」って、書くのはカンタンそうだね!
そうだね、読み方が問題なだけだから、頑張って覚えてみよう!
まとめ
「竹杷」は熊手のような農具のことなんですね。
地面をならすことや、穀物をかき集めるために竹でできている農具をイメージして覚えましょう!
「竹」はそのまま、生えている竹を。
「杷」の「巴」は地面を這うヘビの象形から成り立っています。ヘビが地面を這って平らになって見える、つまり地面を平らにする木の農具として覚えてみましょう。🐍
「竹杷」は木の葉やゴミなどをさらう時にも用いるため、ゴミ浚いとして覚えてみると読み方が覚えやすくなるかも知れません。🧐
さらい、と言えばあの歌を思い出しますが、今回のものはまた別物です!
とは言っても聞いたことがある言葉にはなるので、もしかしたらそのおかげで覚えやすくなっているかも知れませんね😉
こちらはいかがでしょうか?
熊手は、お庭があるなら持っておいても損はないですよね!
こちらはミニサイズなので、置き場所にもあまり困りません。落ち葉などの掃除に良さそうですね😆
熊手は縁起物とも言われますし、他のものを探して置いてみるのもありです!
熊手を使ってみたことはあるかな?