「喇叭」の意味と読み方とは?ヒントは「楽器」
喇叭って、なんと読むのかな??
「喇叭」はね、「らっぱ」と読むんだよ。
喇叭の意味
1 金管楽器の総称。真鍮 (しんちゅう) 製の管の一端に吹口がつき、他端が朝顔形に開いたもの。トランペット・ホルンなど。
2 弁のない簡単な構造のトランペット。数種の倍音のみを発し、信号や儀式の奏楽に用いる。
3 蓄音機などの朝顔形の拡声器。
4 「喇叭飲み」の略。
5 大言壮語すること。→喇叭を吹く
[補説]梵語ravaからとも、また、オランダ語roeperからともいわれる。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
喇叭はここに注意
どちらも1級の漢字となります、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
書くこと自体は、そこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「喇叭」の意味は、トランペットなどのことなんだね!
「らっぱ」って読むのか!あの楽器のことなんだ・・・!
大きなことを言う時にも、使われているよ!
「喇叭」の「喇」は他に「らつ・ら」と読みます。意味は、
- おしゃべり。早口。
- 「ラッパ」など、音訳に用いられる。「喇叭」など
となっています。言葉に関する意味があるようですね。🧐
「叭」は他に「は」と読みます。意味は、
- 楽器のラッパに用いられる。「喇叭」
- 口をあけたようす。
となっています。口を開けて、ハッと言っているのでしょうか・・・。
どちらも、楽器のラッパに使われる漢字だということが分かりました!
ラッパと言えば、先の広がった金属製の管から音が出る楽器のイメージがあります。
金属管でくちびるの振動する音を増幅して出てくるため、音量が大きいのではないかと思われますが・・・。
「叭」の口を開けた様子と、「喇」のおしゃべりを混ぜて、広い口から大きな音でおしゃべりする楽器として「喇叭」と覚えてはいかがでしょうか?😆
「喇」は部首である「口」に、「剌」となっています。
「剌」が使われているもので「溌剌」というものがありますが、こちらには元気な様子という意味があります。(さからう、という意味もあるのですが)
「刺」ではありませんので、注意しましょう!
そのため、口から元気におしゃべりをするとして「喇」を覚えてはいかがでしょうか?
「叭」は部首である「口」に、「八」となっていますね。
口を「ハッ!」と開けているイメージで「叭」を覚えましょう!😆
それぞれの漢字の持つ意味から、どんな楽器かをイメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- 起床のたびに、喇叭を鳴らすのは止めてほしい。
- 喇叭とほら貝って、やっぱり似ているよなぁ~。
- ビンのコーラを喇叭飲みにして、食器を洗う手間をはぶいた。
同じ読み方の漢字👀
- 乱波・・・戦国時代に、武家が野武士や野盗だった者を使った間者のこと。
「喇叭」の熟語・ことわざ・慣用句
- 法螺と喇叭は大きく吹け・・・誰が聞いても嘘だと分かるような、大ぼらを吹けということ。そういった嘘なら、聞いても腹立たしくならないということ。
- 喇叭を吹く・・・大きなことを言うこと。
- 喇叭管・・・卵管のこと。
- 喇叭手・・・ラッパを鳴らす人のこと。
- 喇叭水仙・・・スイセンの1つ。
- 喇叭ズボン・・・裾が広くなっているズボン。
- 喇叭飲み・・・瓶に入っている飲み物を、口を付けて直接飲むこと。
喇叭飲みは、ラッパを吹くようなポーズで飲むからだったんだね!
そうみたい。そういう事だと、リコーダーも似ているかもね!
まとめ
「喇叭」は、トランペットなどの息を吹いて鳴らす楽器のことなんですね。
先の広がった金属製の管から音が出る、楽器のイメージです。
金属管でくちびるの振動する音を増幅して出てくるため、音量が大きいはず。
「叭」の口を開けた様子と「喇」のおしゃべりを混ぜて、大きく開けた口から大きな音でおしゃべりする楽器として覚えてみましょう!😆
「喇」の「剌」が使われているものは「溌剌」というものがありますが、こちらには元気な様子という意味があります。
元気という事は、おしゃべりかも知れませんね!
「刺」ではありませんので、注意しましょう!
そこから、口から元気におしゃべりをするとして覚えてはいかがでしょうか?
「叭」は部首の「口」を「ハッ!」と開けているイメージで覚えましょう!😆
上にある喇叭水仙だと、副花冠が長い筒状でラッパのように突き出ているから、ラッパに例えられているのでしょうね。
どちらの漢字も覚えておけば、何を指しているかもカンタンにイメージできるようになりますよ。😁
こちらはいかがでしょうか?
ラッパは大人になると、奏でる機会がなかなか無いもの・・・。でしたら、子どものうちに触っておきましょう!
ということで、こちらのイタリア生まれの本格おもちゃ楽器をご紹介します。
軽いので、小さいお子さんでも遊びやすいおもちゃとなっており、対象年齢は3歳からとなっていますよ。
キーが色分けされているため、色も覚えることができますね。😆
これを吹いていけば、肺活量が増えるかも・・・?ですが、やりすぎは禁物ですね。
僕は鳴らしたことが無かったかも・・・。