「鶴嘴」の意味と読み方とは?ヒントは「掘る道具」
鶴嘴って、なんと読むのかな??
「鶴嘴」はね、「つるはし」と読むんだよ。
鶴嘴の意味
堅い土を掘り起こすときなどに用いる鉄製の工具。鶴の嘴 (くちばし) のように両先端をとがらせ、木の柄をつけたもの。つるのはし。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
鶴嘴はここに注意
「嘴」は1級のため、少しだけややこしいので注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
画数が多めで、書くことが少し面倒なため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「鶴嘴」の意味は、堅い土などを掘る時に使う、ツルハシのことなんだね。
あのとがっている工具のことかぁ!⛏
漢字を見てみると、どちらも尖っているイメージが浮かんでこないかな・・・?
「鶴嘴」の「鶴」は他に「かく」とも読みますよね。意味は、
- 鳥のツル。「鶴唳」
- ツルのように、白い色であったり長い首のたとえ。「鶴髪」など
となっています。
鳥のツルのことでもあり、他にツルのようなものの例えに使うこともあるようですね。
「嘴」は他に「し・くちばし」とも読みます。意味は、
- くちばし。鳥の口の先。
- 鳥のくちばしのように、突き出たところ。「砂嘴」
となっています。
鳥のくちばしの意味もありますが、これと同じように突き出た所、という意味もあることが分かりました!🧐
鳥の鶴の嘴、かなりとがっていますよね。
このクチバシのような物が木の両先ていて、それを使って掘る工具をイメージして「鶴嘴」と覚えてみましょう!⛏
「鶴」は「隺」に部首の「鳥」となっています。
鳥はそのままですが、「隺」は高いさま、そしてツルを意味しているようです。
そこから、天高く飛んでいる鶴をイメージして「鶴」と覚えてみましょう!
「嘴」は部首の「口」に「觜」となっています。
「觜」にもクチバシの意味があるみたいです。
他に、ミミズクの頭の上の毛であったり、星座の名でもあるそうですよ。✨
「觜」をさらに分けると「此」と「角」ですよね。
「角」はツノやとがったものですが、「此」はこれ・ここ。などのように、近くの物などを指す時に使います。
動物にとって、ツノは自分に付いていますから近くにありますよね。🤗
口の近くにある、ツノのようにとがった物。
つまり、クチバシとして「嘴」を覚えてみてはいかがでしょうか?
「此」と「比」は似ていますが、別物です。
「此」は「止」がありますので、「近くにあるから待って!」と止めているイメージが良さそうです!
ツルハシに付いている物はいったいどんな形か、イメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- 遅れてきたかと思えば、彼はその手に大きな鶴嘴を持っているではないか。
- 鶴嘴を使っても、びくともしなかった。
- 大きな男は、鶴嘴を振り上げると、勢いよくそれを振り下ろした。
「鶴嘴」の類語
土を掘るための道具、という意味の言葉が似ていますね。
- 鍬・・・農具で、田畑を掘ったりならしたりする道具。
- 鋤・・・田畑をたがやすための農具。
- スコップ・・・土や砂をすくい、穴を掘ったりするための道具。
スコップとかとは違って、一般家庭にはあまりない気がするね。
堅い土を掘るから、普通の家ではあまり必要とされていないのかも知れないね。
まとめ
「鶴嘴」は堅い土などを掘る時に使う、ツルハシのことなんですね。
鶴の嘴のような物が木の両端にあり、それを使い掘る工具をイメージして覚えてみましょう!⛏
「鶴」の「隺」は高いさま、そしてツルを意味しているようですね。
そこから、天高く飛んでいる鶴をイメージしてみましょう!
「嘴」の「觜」にもクチバシの意味があるみたいですね。
「觜」をさらに分けると「此」と「角」です。
「角」はツノやとがったもの、「此」はこれ・ここ。などのように、近くの物などを指す時に使うそうです。
動物のツノは、自分に付いていますから近くにあります。
口の近くにある、ツノのようにとがった物。クチバシですよね!🐦
「此」と「比」は似ていますが別物ですので、「止」が入る点に注意しておきましょう。