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「長押」の意味と読み方とは?ヒントは「板」

2024年9月24日

ナヤミィ

長押って、なんと読むのかな??

フクロウ

「長押」はね、「なげし」と読むんだよ。

長押なげしの意味

日本建築で、柱から柱へと水平に打ち付けた材。もとは柱を連結する構造材であったが、貫 (ぬき) が用いられるようになってから装飾化した。取り付ける位置によって、地長押・腰長押・内法 (うちのり) 長押・蟻壁 (ありかべ) 長押・天井長押などがある。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

長押なげしはここに注意

「ながおし」と読まないように、注意しましょう。

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

家にあるものではありますが、読み方が難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「長押なげし」の意味は、和室によくある、鴨居かもいの上の方に水平についている板のことなんだね。

ナヤミィ

あれか~!僕はそこに、ハンガーをかけたりしているよ。

フクロウ

便利だよね。


長押なげし」の「長」は他に「ちょう・じょう・ながい・ける・おさ」とも読みます。意味は、

  • 距離などがながい。「身長」など
  • 時間がながい。「長期」など
  • 大きくなる。「成長」など
  • すぐれている。「長所」など
  • ゆったりしている。「悠長ゆうちょう
  • 年上。「年長」など
  • 一番上。おかしら。「会長」など
  • 長門ながと国の略。「長州」など

となっています。ですが、どれが「長押なげし」に使われているのかぱっとみ分かりませんね🤔

「押」は他に「おう・す」とも読みますよね。意味は、

  • 印をおす。「押捺おうなつ」など
  • とりおさえる。「押収」など
  • 韻をふむ。「押韻おういん

となっています。これも「長押なげし」とは一致いっちしないかも知れません。

長押なげし」とは、もともと柱を連結れんけつし固定するために取り付けられていましたが、今ではその役割はうすれています。

「長」は長い、「押」はさえる、という意味も持っていますよね。

長押なげし」はだいたいの場合、部屋を取り囲むようにして取り付けられているので、「なげーし🤣」と言われそうなくらい長いですよね。そして、柱と柱同士を連結れんけつさせるためにさえている

なので、い板で柱同士をさえている。ということで長押なげしと覚えてはいかがでしょうか?🤔

「長」は髪が長い人の象形から「長」が成り立ったそうです。上の部分が髪をイメージされているようですね!

「押」は、手と甲の組み合わせでできています。

甲は甲羅こうらをイメージして、手を甲羅こうらだと考えてください。

それでおおいかぶさり、おさえるイメージで覚えてみましょう!

フクロウ

何で必要なのかをイメージして覚えよう!

長押の覚え方イメージ
このハンガーがかかっている部分が、長押なげしですね。

この言葉、どう使う?

  • 長押なげしにフックをつけて、カバンをかけているよ。
  • うちは洋室だけだから、おしゃれな長押なげしをつけてみたいな。
  • 長押なげし模様もようを見ていたら、なんだか絵のように見えてきたぞ・・・!

長押なげし」の類語

類語というより、長押なげしと同じような場所にあるものになります。

  • 鴨居かもい・・・ふすまなどをはめるための上部にみぞがついた部分。
  • 欄間らんま・・・天井と鴨居かもいの間の部分。光や風をとおすためについている。
ナヤミィ

この場所、結構使っていたけど、こう読むんだね!

フクロウ

よく使える部分だから、忘れないでいようね。

まとめ

長押なげし」は和室によくある、鴨居かもいの上の方に水平についている板のことなんですね。

もともと柱を連結れんけつし固定するために取り付けられていましたが、今ではその役割はうすれているみたいです。

「長」は長い、「押」はさえる、という意味も持っていますよね。

長押なげし」はだいたいの場合、部屋を取り囲むようにして取り付けられています。「なげーし🤣」と言われそうなくらい長くなりますよね。そして、柱と柱同士を連結れんけつさせるためにさえている。

そこから、い板で柱同士をさえている。ということで覚えてはいかがでしょうか?🤔

「長」は髪が長い人の象形から成り立ったそうです。上の部分が髪をイメージされているようですね!

「押」は手と甲です。甲は甲羅こうらをイメージして、手を甲羅こうらだと考えましょう。それでおおいかぶさり、おさえるイメージです!

みなさんも、長押なげしにハンガーをかけたりしますよね?フックをつけている方もいるでしょう!

もったいないので、利用できる部分はできるだけ使っていきたいですね。😁

二文字

Posted by 管理人