「渣滓」の意味と読み方とは?ヒントは「沈む」
渣滓って、なんと読むのかな??
「渣滓」はね、「さし」と読むんだよ。
渣滓の意味
液体の底の方に沈んだかす。おり。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
渣滓はここに注意
どちらもカンタンそうに見えますが、1級の漢字となっています!それもあり、あまり見かけませんね。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはカンタンですが、「滓」の読み方は間違えてしまう可能性があるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「渣滓」の意味は、液体の底の方に沈んだかすのことなんだね。
底にたまっている物、ということか。
そう、イメージはしやすそうだね!
「渣滓」の「渣」は他に「おり・かす」とも読みます。意味は、
- おり。かす。沈殿物。「渣滓」
となっています。この漢字自体が、沈殿物を意味していることが分かりました!
「滓」は他に「さい・かす・おり」とも読みます。意味は、
- かす。おり。沈殿物。「残滓」など
- よごれ。「垢滓」
となっています。こちらも、同じく沈殿物という意味があります。他に、汚れという意味もありますね。
どちらにも沈殿物という意味がありますね。そして、どちらにも「さんずい」が使われています。
「さんずい」は液体に関係するので、そこから水の底に沈んでいるかすをイメージして「渣滓」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「渣」は「さんずい」と「査」になっています。「査」には調べるという意味がありますよね。
水の底に沈むかすを、調査しているイメージで「渣」を覚えてみてはいかがでしょうか?👀🔍
「滓」は「さんずい」と「宰」になっています。「宰」は宰相にも使われているとおり、中心となる人。そして、料理人という意味も持っています。
中心となって料理をしている人。その人が切った後の使わない部分が、水の底によごれとして溜まっているイメージで「滓」を覚えてみましょう!👨🍳
「宰」だからと言って、今回は「滓」を「さい」と読まないように、注意しましょう!
どうして底にたまることになったんだろうね・・・?
この言葉、どう使う?
- 渣滓も残らず回収して調べよう。
「渣滓」の類語
液体の底に沈んだもの、という意味の言葉が似ていますね。
- 澱・・・液体の底に沈んだかすのこと。
- 滓・・・上に同じ。
同じ読み方の熟語👀
- 左史・・・古代中国の官名。
- 砂嘴・・・砂礫が堆積してできた地形のこと。
- 蠁子・・・ハエの幼虫。
何で底にたまっちゃうのかな・・・?
沈殿自体は、微粒子が重力で底に沈むことみたいだよ。
まとめ
「渣滓」は、液体の底の方に沈んだかすのことなんですね。
どちらにも沈殿物という意味があり、「さんずい」が使われています。
そこから、水の底に沈んでいるかすをイメージして覚えてみましょう!🧐
「渣」の「査」には、調べるという意味がありますよね。
水の底に沈むかすを、調査しているイメージで覚えてみましょう。🔍
「滓」の「宰」は中心となる人、そして料理人という意味も持っています。
中心となり料理をしている人が切った後の使わない部分が、水の底によごれとして溜まっているイメージで覚えてみましょう!👨🍳
「宰」ではありますが、今回は「滓」を「さい」と読まないように注意が必要ですね。🤔