「六花」の意味と読み方とは?ヒントは「花ではなく・・・」
六花って、なんと読むのかな??
「六花」はね、「りっか」と読むんだよ。
六花の意味
《結晶が六角形であるところから》雪の異称。むつのはな。ろっか。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
六花はここに注意
漢字を見ただけだと完全に花ですが、実際は違うため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字だけでは意味が分かりにくいため。書くのはとってもカンタンですね!
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「六花」の意味は、雪の別の呼び方のことなんだね。
そういえば、確かに雪の結晶は六角形だよね。何でだろう・・・?
どうやら、水の分子が氷になる時、六角柱の形でくっつきやすくなるみたいだよ。
「六花」の「六」は他に「ろく・りく・む・六つ・六つ・むい」とも読みますよね。意味は、
- 数字の6。「六回」など
となっています。数ですから、問題ないですよね。
「花」は他に「け・はな」とも読みますよね。意味は、
- はなのこと。「綵花」など
- はなのように美しいもの。「花顔」など
となっています。花のように美しい、というものにも使えます!
雪の結晶は、まるで6弁の花のようにも見えます。それに、雪の結晶は花のように美しく見えますよね。
この形から、六つの花=雪の結晶をイメージして「六花」と覚えてみましょう!❄️
「六」は屋根の象形からできました。確かに、屋根があるように見えてきますよね!
「花」は「くさかんむり」に「化」となっています。
「化」には新しいものになる、と言った意味もありますよね。そこから、草から新しいものに変化するとして「花」と覚えてみても良さそうです。
他に、むつのはな。ろっか。とも言えるみたいだよ!
この言葉、どう使う?
- こんなに美しい六花の結晶は初めてみたよ・・・!
- 人工でもあの美しい六花ができるのかどうか、やってみた。
- 彼女の服には、六花が描かれている。
「六花」の類語
雪の別の名前、という意味の言葉が似ていますね。
- 瑞花・・・豊年のきざしになるおめでたい花。それが転じて、雪のこと。
- 雪華・・・雪の結晶。また、降っている雪を花にたとえたもの。
- 玉屑・・・特に、降る雪のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 立華・・・花などを花瓶に立てて生けること。
- 立夏・・・太陽暦でいうと、5月6日ごろ。
雪の結晶も、花のようにきれいに見えるもんなぁ・・・。
結晶=花びらのようにきれい、というところから連想することも可能だね!
まとめ
「六花」は、雪の別の呼び方なんですね。
雪の結晶は6弁の花のようにも見えますよね。
それに、雪の結晶は花のように美しいです。
この花のような形から、六つの花=雪の結晶をイメージして覚えてみましょう!❄️
「六」は屋根の象形からできたみたいですね。🧐
「花」は「くさかんむり」に「化」で、「化」には新しいものになる、と言った意味もありますよね。
草から新しいものに変化するとして、覚えることができそうです!
花はあくまで形だけ、実際は雪のことだということを忘れないようにしましょう。
こちらはいかがでしょうか?
日本で見られる雪の結晶を、美しい写真ととも紹介してあります。
雪の結晶のつくりや成長のしくみ、観察のための道具、撮り方まで幅広く載っています。
おもしろい形のものもあり、実際の大きさが分かる原寸写真付きでもある・・・。
単に六花といっても、自分が知っている形のものだけではないはず。
いったいどのような美しい雪の結晶があるのか、見てみませんか?🤗
雪の結晶をまじまじと見るチャンスなんて、あんまり無いからねぇ。