「大蒜」の意味と読み方とは?ヒントは「におい」
大蒜って、なんと読むのかな??
「大蒜」はね、「にんにく」と読むんだよ。
大蒜の意味
ヒガンバナ科の多年草。高さ約60センチ。全体に強いにおいがある。地下の鱗茎 (りんけい) は灰白色で、数個の小鱗茎からなり、食用。強壮薬・香辛料などにも用いる。夏、茎の先に、長い包葉に包まれて白紫色の花が集まって咲く。花の間にむかごをつける。ガーリック。《季 春》
出典 デジタル大辞泉(小学館)
大蒜はここに注意
「大」があることによって、読みにくくなっています。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読みにくいですが、良く知られている物のため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「大蒜」の意味は、強いにおいがあり、食用にも使えるあのニンニクのことなんだね。
ニンニクなら、僕ももちろん知っているよ!・・・漢字は知らなかったけど。
少し分かりにくいよね。下で見てみよう!
「大蒜」の「大」は他に「だい・たい・た・だ・おお・大きい」と読みますよね。意味は、
- 形などがおおきい。「莫大」など
- すぐれている。「偉大」など
- 重要な。「大事」など
- 非常に。はなはだしい。「大分」など
- おおよそ。「大体」など
- 等級が高い。「大学」など
- いばる。「誇大」など
- 大学のこと。「短大」など
- うやまって言う語。「大兄」など
となっています。いろいろ意味がありますが、基本的にはスケールの大きいイメージができますよね。
「蒜」は他に「さん・ひる・にんにく」と読みます。意味は、
- ひる。のびる。
- にんにく。
となっています。そのまま、にんにくとも読めることが分かりました!
ニンニクの語源は、耐え忍ぶという意味を持つ仏教用語、「忍辱」だとされています。
程度は違いますが、すごいにおいに耐え忍ぶイメージで「大蒜」と覚えてみても良さそうですね。🧐
ニンニクは古い名前で「大蒜」と呼ばれていました。
ヒガンバナ科の多年草、その中でも特ににおいの強く大きい「蒜」に「大」を付けて「大蒜」と書くと覚えても良さそうです!
「大」は、両手足を伸ばした人の象形から来ているそうですよ。
「蒜」は部首である「くさかんむり」の下に、よく見て計算するという意味の「祘」となっています。
何を計算するのでしょうか・・・、もしかしたらにおいの強さかも。🤔
「ひる」という呼び方は、食べる時に舌がひりひりする位に辛いことにちなんでいる、と言われていますよ。
食べた後も、においが残ってしまうよね。耐えられるかな・・・?
この言葉、どう使う?
- 大蒜を食べた後って、誰にも会いたくなくなるよね・・・。でも、食べてしまうんだよなぁ・・・!
- キミ、もしかしてお昼に大蒜でも食べた?
- 大蒜を食べた後は、りんごを食べると良いみたいだよ!
同じ読み方の言葉👀
- 葫・・・大蒜と同じ。
- 忍辱・・・仏語で、侮辱や苦しみに耐えること。
聞いていたら、なんだか大蒜が食べたくなってきたぞ・・・!
やっぱりおいしいからね、食べるまでは耐えよう・・・!
まとめ
「大蒜」は強いにおいがあり、食用にも使えるあのニンニクのことなんですね。
耐え忍ぶ、という意味を持つ仏教用語の「忍辱」が語源だと言われています。
においに耐え忍ぶイメージで覚えてみても良さそうですね。食べた後は、においがしてしまいますから・・・。
ニンニクは古い名前で「大蒜」と呼ばれていたので、ヒガンバナ科の多年草の中でも、特ににおいの大きい「蒜」に「大」を付けて「大蒜」と書く。
そう覚えるのもありですね。
「大」は、両手足を伸ばした人の象形からできています。
「蒜」は部首の「くさかんむり」の下によく見て計算する、という意味の「祘」でできているとのこと。
計算するのは、においの強さかも知れませんね・・・。🤔
「蒜」の「ひる」という呼び方は、食べる時に舌がヒリヒリする位に辛いことにちなんでいる、という話がありますよ。
ちなみに、2月29日はにんにくの日となっています。4年に1度だけの記念日、忘れないようにしたいですね。💪
こちらはいかがでしょうか?
きざみニンニクを食べたことはありますか?
パスタにかけても良し、チキンでも、ごはんと一緒に食べても美味しいですよね。🤗
とは言っても、実は1年ほど食べていないのですが・・・。
・・・なんだか久しぶりに食べたくなってきました!
もう今日は外出しない。そんな時に食べてしまおう!