「望楼」の意味と読み方とは?ヒントは「遠くを見たい」
望楼って、なんと読むのかな??
「望楼」はね、「ぼうろう」と読むんだよ。
望楼の意味
遠くを見渡すためのやぐら。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
望楼はここに注意
「楼」は「桜」に似ていますが、別物なので注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「望楼」の意味は、遠くを見るための少し高めの建物のことなんだね。
「桜」と見間違っちゃったよ。
やぐらから見るように、あまり離れて見ていると、間違うかも知れないね。
「望楼」の「望」は他に「もう・望む・もち・望む」とも読みます。意味は、
となっています。望むということは、手がすぐには届かず、遠くにある気がしませんか?✋
「楼」は他に「たかどの・やぐら」とも読みます。意味は、
- 高い建物。「楼閣」など
- 物見やぐら。「望楼」など
- 遊ぶところ、飲食店。「酒楼」など
となっています。高い所にあるみたいですね。
遠くを見たいけど、今いる地上では見ることができない・・・。
そんな時に高い場所にいけるやぐらを見つけ、このやぐらに登り遠くまで見れるようになったイメージで「望楼」と覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「望」は部首が「月」で、他に「亡」と「王」になっています。
目を大きく見開き、背伸びをしている人が遠くをのぞむところから成り立ったと言われています。
大きく見開く目は、満月にも見えそうではありませんか?
見ている人は、王さまかも知れませんね。
背伸びをすれば、今より少しだけでも遠くを見れる・・・気もしますし、人気のある人の周りには人だかりができるので、背伸びをしないと見ることが難しいですよね。
「月」があるので、遠くの満月を見ているのかも知れません・・・!👀
「楼」は「木」に「娄」になっています。
旧字は「樓」で、「婁」と「娄」には引き寄せる、つなぐという意味もあり、髪を高く巻き上げた女性の象形から成り立ったそうです。
「娄」の場合、「米」が髪で「女」が女性のイメージだと覚えやすそうですね。
巻き上げる、つまり髪がどんどん重なります。
そのまま上へ上へとのびる、木でできた建物。つまり高いところにある建造物をイメージして「楼」を覚えてみてはいかがでしょうか。🧐
東京スカイツリーなども、高いところに行けるから遠くまで見ることができるよね!
この言葉、どう使う?
- 望楼から景色を見ていたんだ。
- 望楼に見張りを立てせておこう。
- いくら望楼からでも、見えないところはある。
「望楼」の類語
遠くを見ることができる建物、という意味の言葉が似ていますね。
- 櫓・・・偵察などのために作られた、少し高い建物。
- 物見櫓・・・遠くを見るために作られた櫓のこと。
- 火の見櫓・・・火事を見つけたり、その位置を確認するために高く作られた櫓のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 崩漏・・・漢方で言う、子宮内部がただれ、出血すること。
「望楼」の熟語・ことわざ・慣用句
- 乙女の望楼・・・アゼルバイジャンにある塔のこと。
確かに、遠くが見られるなら見張りにも向いているね。
高所恐怖症の人にはツラいかも・・・!
まとめ
「望楼」は、遠くを見るための少し高めの建物のことなんですね。
遠くを見たい時に高い場所にいけるやぐらを見つけ、このやぐらに登り遠くまで見れるようになったイメージで覚えておいてはいかがでしょうか?🧐
「望」は部首が「月」で、他に「亡」と「王」です。
目を大きく見開き、背伸びをしている人が遠くをのぞむところから成り立ったみたいですよ。👀
それに、大きく見開く目は、満月にも見えそうです。
見ている人は、王さまかも知れません。
背伸びをすれば少し遠くを見れる気もしますし、人気者の周りには人だかりができるので、背伸びをしないとなかなか見れませんよね。
「月」もあるので、遠くの満月も見ていそうです。👀
「楼」は「木」に「娄」ですね。
旧字の「樓」にある「婁」と同じく、「娄」は引き寄せる、つなぐという意味も持ちます。
髪を高く巻き上げた女性の象形から成り立ったそうなので、巻き上げていくと髪がどんどん重なりますよね。
「娄」の場合、「米」が髪で「女」が女性のイメージをしておきましょう。
この髪のように、上へ上へとのびる木でできた建物。
そうしてできた、高所にある建造物をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか。🧐