「石筍」の意味と読み方とは?ヒントは「タケノコみたい」
石筍って、なんと読むのかな??
「石筍」はね、「せきじゅん」と読むんだよ。
石筍の意味
鍾乳洞 (しょうにゅうどう) の床にみられる、たけのこ状の岩石。上壁から落ちるしずくの中に含まれている石灰分が沈殿して固まったもの。方解石からなる。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
石筍はここに注意
「筍」はタケノコ以外であまり読まないため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「石筍」の意味は、鍾乳洞の床で見られる、タケノコのような形をした岩のことなんだね。
つまり、尖っているってことかな・・・?
形はまちまちだけど、先端が丸みをおびているのもあるよ!
「石筍」の「石」は他に「いし・しゃく・こく・じゃく」とも読みますよね。意味は、
- いし。「石器」など
- 価値がないもののたとえ。「玉石」など
- くすり。「薬石」など
- 碁石。「布石」など
- 岩見国の略。「石州」
- 容積などの単位。
となっています。そのあたりにも転がっていますよね。
「筍」は他に「しゅん・たけのこ・たけのかわ」とも読みます。意味は、
- タケノコ。「筍席」など
となっています。4,5月ころが旬なあの食べ物ですよね。
鍾乳洞に入ったら、タケノコのような形の石がたくさんあり、席順が決まっているかのように並んでいるイメージで「石筍」を覚えてみてはいかがでしょうか?🪨
「石」は崖の下に落ちている石から、この漢字が成り立ったそうです。🧐
斜面の下に、口の形をした石があるようにも見えますよね。
「筍」は部首である「たけかんむり」の下に、「旬」となっています。
タケノコは成長が速く、地表に出て10日ころには数十センチから1メートルを超えることもあります。
そこから、10日間を意味する「旬」が来ていると言われることもあるようですよ。🎍
10日間で成長する「竹」をイメージして「筍」を覚えることもできますね!
鍾乳洞にあるものでも、下から上に伸びている石のことだね!
この言葉、どう使う?
- 洞窟に入ってみると、そこには石筍が林立していた。
- 石筍が多くあり、奥に進むことが難しい。
- 石筍を利用して、かくれんぼをしてみた。
「石筍」の類語
鍾乳洞にある岩、という意味の言葉が似ていますね。
- 鍾乳石・・・鍾乳洞の天井からつらら状に下がった沈殿物のこと。
- 石柱・・・天井の鍾乳石と、下から伸びた石筍が繋がったもの。
同じ読み方の熟語👀
- 席順・・・席の順番。成績の順位のこと。
そっか、上から落ちてくるもので成長するんだから、上と合体することもあるのか。
下に作られるだけでも、相当な時間がかかるだろうけどね!
まとめ
「石筍」は、鍾乳洞の床で見れる、タケノコのような形をした岩のことなんですね。
タケノコのような形の石が多くあり、席順が決まっているかのように並んでいるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🪨
「石」は、崖の下に落ちている石から成り立ったそうです。🧐
斜面の下に、口の形をした石があるようにも見えますからね。
「筍」は部首の「たけかんむり」の下に、「旬」です。
タケノコは成長が速く、地表に出て10日頃には、時に1メートルを超えることもあります。
そこから、10日間を意味する「旬」が来ていると言われることも・・・。🎍
10日間で成長する「竹」をイメージして覚えることもできますね!