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「敷居」の意味と読み方とは?ヒントは「仕切り」

2024年9月2日

ナヤミィ

敷居って、なんと読むのかな??

フクロウ

「敷居」はね、「しきい」と読むんだよ。

敷居しきいの意味

 門の内と外との仕切りとして敷く横木。また、部屋の境に敷く、引き戸・障子・ふすまなどを開けたてするための溝やレールのついた横木。

 屋内や地上に敷いて座るござ・むしろの類。〈名義抄〉

出典 デジタル大辞泉(小学館)

敷居しきいはここに注意

「敷」の読み方に、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

わりと聞く熟語のため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「敷居しきい」の意味は、仕切りとしてかれている横木のことなんだね。

ナヤミィ

敷居しきいが高いって言うもんね、高級店とかは入りにくく感じるから・・・。

フクロウ

実は、それは誤用ごようみたいなんだ!


敷居しきい」の「敷」は他に「ふ・く」と読みますよね。意味は、

  • 広げてならべる。しく。敷衍ふえん」など

となっています。広げて、全体におよぼすんですね。

「居」は他に「きょ・こ・る・る」と読みますよね。意味は、

  • いる。すわる。起居ききょ」など
  • 住む。「蟄居ちっきょ」など
  • そのまま。「居然きょぜん

となっています。住む、という意味がありますよね!

家や部屋に入るためにかれている、横に伸びた木をイメージして「敷居しきいと覚えておきましょう!

敷居しきいが高いとはよく使われるものですが、本来の意味とされるものは不義理ふぎりなどを相手にしてしまい、そのため行きにくいというものになっています。

高すぎたり、上品すぎて入りにくいから「敷居しきいが高いよね・・・💦」

という使い方は本来の意味ではなく、実は誤用ごようとなっているみたいなんです!

とは言っても、多くの方は間違った意味で使っているようです。確かに、誤用ごようの方でもおかしくは聞こえませんからね。😅

「敷」は部首が「ほく」の「のぶん」で、となりに「」になっています。

ほく」は軽くたたく、「」には平らに広げてのばすという意味があるとのこと。

平らに広げたき物をさらに広げるため、軽くたたいて引きばしていくイメージで「敷」を覚えてみましょう!🧐

「居」は人が「古」に腰をかけているようです。

「古」は固いカブトから成り立ったと言われているため、固くてしっかりとしたものに人が腰をかけている。

そこから、しっかりと座ることを意味して「居」が成り立ったそうですよ!

ちなみに、部首は「」となっています。

フクロウ

特に「敷居しきいが高い」の使い方には、気をつけておきたいね!

敷居の覚え方イメージ
ふすまの下にありますね。場合によっては、入りにくそうです・・・!

この言葉、どう使う?

  • 敷居しきいに足をひっかけてしまった。
  • 敷居しきいをまたいで入っておいで。
  • 数年会っていないから、敷居しきいが高くなかなか行く気にならないんだよね・・・。

敷居しきい」の類語

仕切りとしてかれている横木、という意味の言葉が似ていますね。

  • しきみ・・・内と外の境目として入り口などの下にく、横木のこと。
  • 蹴放けはなし・・・門などの扉の下にあり、内と外を仕切る、みぞの無い敷居しきいのこと。

敷居しきい」の対義語

敷居しきい」は下にある横木のことなのに対して、こちらは上にある横木のことになります。

  • 鴨居かもい・・・障子やふすまなどをはめるための、上部にあるみぞのついた横木。

同じ読み方のもの👀

  • しきい・・・内と外の仕切りのこと。

敷居しきい」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 敷居しきいが高い・・・不義理ふぎりがあり、その人のところへ行きにくいこと。
  • 敷居しきいまたぐ・・・その家に入る。
  • 敷居越しきいごし・・・敷居しきいへだてて、相手に何かをすること。とても近い距離のたとえ。
ナヤミィ

僕、間違って使っていたみたいだ・・・。

フクロウ

大丈夫、これから覚えておこう!

まとめ

敷居しきい」は、仕切りとしてかれている横木のことなんですね。

家や部屋に入るためにかれている、横に伸びた木をイメージして覚えておきましょう!

敷居しきいが高いとはよく言いますが、本来の意味とされるものは、不義理ふぎりなどを相手にしたため行きにくいというものになっています。

高級や、上品すぎて入りにくいから「敷居しきいが高い・・・💦」

という使い方は、本来の意味では無いみたいですよ!

ですが、多くの方が間違った意味で使っているようです。誤用ごようの方でも、おかしくは聞こえませんから。(れてしまったのかも)😅

「敷」は「」のとなりに、部首の「ほく」の「のぶん」になっています。

ほく」は軽くたたく、「」は平らに広げてのばすという意味を持つそうですね。

広げたき物をさらに広げるために、軽くたたき引きばすイメージで覚えてみましょう!🧐

「居」は人が「古」に腰をかけているとのこと。

「古」は固いカブトから成り立ったと言われるため、固くしっかりとしたものに人が腰をかけている。

そこから、しっかりと座ることを意味して成り立ったそうです!

ちなみに、部首は「」となっているようです。

二文字

Posted by 管理人