「翡翠」の意味と読み方とは?ヒントは「美しい色」
翡翠って、なんと読むのかな??
「翡翠」はね、「ひすい」と読むんだよ。
翡翠の意味
1 カワセミの別名。雄が翡、雌が翠。
2 カワセミの羽の色。美しく光沢のある髪の色などにたとえる。翡翠色。
3 つやのある緑色の硬玉。また、硬玉と軟玉の総称。主に翡翠輝石からなり、美しさをカワセミの背にたとえた名。主産地はミャンマー・中国などで、日本では新潟県糸魚川市の小滝川付近から産出。古来、装飾品に用いられる。平成28年(2016)、日本鉱物科学会により国石 (こくせき) (国を代表する石)に指定された。ジェード。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
翡翠はここに注意
どちらも部首は同じ「羽」となっていますが、書き方が違うため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
どちらも、読み書きがなかなか難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「翡翠」の意味は、カワセミのことでもあり、美しい緑色の輝石のことなんだね。
ヒスイって、宝石のことを言っているだけだと思っていたよ・・・。
それはカワセミの背、つまり羽の色から来ているんだね!
「翡翠」の「翡」は他に「かわせみ」とも読みます。意味は、
- カワセミ。また、カワセミの羽の色。「翡翠」
となっています。かわせみと読むこともできるんですね!
「翠」は他に「かわせみ・みどり」とも読みます。意味は、
- カワセミ。「翡翠」など
- みどり。青緑色。「翠嵐」など
となっています。かわせみの他に、みどりという色の意味もあることが分かりました!
カワセミの雄を「翡」、雌を「翠」と言うみたいですよ。🧐
美しい翡翠の羽を持つカワセミと同じように、艶のある緑色の宝石をイメージして「翡翠」と覚えておきましょう!
「翡」は部首である「羽」に、「非」となっています。
「羽」は旧字体となっているため、書く際は注意しておきましょう。
「非」は正しくない、悪く言う、~では無いという意味を持っていますね。
鳥の2つの羽が互いに背きあっており、そこから否定の意味をあらわすようになったとのこと。
このままだと羽を否定しているだけになってしまうため、ここで同じ読み方の「斐」を加えましょう。
「斐」には、あや模様が並び美しいという意味があります。
ここから、美しい模様の羽を持つ鳥としてカワセミの「翡」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「翠」は部首である「羽」に、「卒」となっています。
「卒」には召し使いや突然、終わるという意味がありますが、ここでは「粋」に通じて混じり気が無い意味から、羽の色に混じり気が無い鳥でカワセミを意味して「翠」が成り立ったと言われていますよ。
確かに、きれいな翠色となっていますよね。
元になっている動物を覚えておこう!
この言葉、どう使う?
- 翡翠のような色をした、美しい宝石が輝いている。
- 服の袖から、翡翠の指輪がちらりと見えた。
- 翡翠のような美しい髪に、しばらく目を奪われていた。
「翡翠」の類語
翡翠の種類である言葉が似ていますね。
- 硬玉・・・輝石のひとつで、美しい緑色のものは翡翠として宝石にされる。
- 軟玉・・・同じく翡翠の種類。
同じ読み方の熟語👀
- 淝水・・・中国安徽省中部の川のこと。
「翡翠」の熟語・ことわざ・慣用句
- 翡翠輝石・・・輝石のひとつで、ナトリウム・アルミニウムの珪酸塩鉱物のこと。
- 翡翠の髪状・・・カワセミの羽のように長く美しい髪。また、みどりの黒髪。
宝石言葉には、幸福や健康があるらしいね。
それに、2016年には日本鉱物科学会によって日本の国石に認定されているんだ!
宝石を持たなくても、熟語として覚えておくと役に立つかも知れないね。
まとめ
「翡翠」はカワセミのことでもあり、美しい緑色の輝石のことなんですね。
カワセミの雄を「翡」、雌を「翠」として、美しい羽を持つカワセミと同じく艶のある緑色の宝石をイメージして覚えておきましょう!
「翡」は部首の「羽」に、「非」です。
「羽」は旧字体なので、注意しましょう。
「非」は正しくない、悪く言う、~では無いという意味を持っていますよね。
鳥の2つの羽が互いに背きあって、そこから否定の意味をあらわすようになったという話です。
羽を否定だと意味が覚えにくいため、同じ読み方の「斐」を加えましょう。
「斐」は、あや模様が並び美しいという意味を持っています。
美しい模様の羽を持つ鳥から、カワセミとして覚えてみてはいかがでしょうか。🧐
「翠」は部首の「羽」に、「卒」です。
今回は「粋」に通じ、混じり気が無い意味から羽の色に混じり気が無い鳥でカワセミを意味して成り立ったそうですよ。
きれいな翠色ですもんね・・・!
こちらはいかがでしょうか?
幸福や健康の宝石言葉を持つ翡翠、パワーストーンとして持っていても良いかも知れません。
こちらのように、地元糸魚川の天津神社・奴奈川神社にてお清めされた物もあります。
その方が、お守りとしてはありがたいですね!
僕もたくさん身につければ、カワセミに見えるかな・・・。