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「団扇」の意味と読み方とは?ヒントは「あおぐ」

2024年9月25日

ナヤミィ

団扇って、なんと読むのかな??

フクロウ

「団扇」はね、「うちわ」と読むんだよ。

団扇うちわの意味

《「打ち羽」の意という》

 あおいで風を起こす道具。ふつう、細く削った竹の骨に紙や絹を円形に張って作る。《 夏》「もてなしの—の風のやや及ぶ/汀女」

 軍配団扇 (ぐんばいうちわ) のこと。

 紋所の名。1を図案化したもの。丸に団扇、桑名団扇などがある。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

団扇うちわはここに注意

そのままでは読めないため、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

書くことはそこまで難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「団扇うちわ」の意味は、あおいで風を起こす道具のことなんだね。

ナヤミィ

そのまま読めないんだけど、何でだろう・・・。

フクロウ

虫や害を打ち払う言葉と、道具である「羽」を合わせて「打ち羽」となったのが元、という話もあるみたい。


団扇うちわ」の「団」は他に「だん・とん・たん・まるい・かたまり」とも読みます。意味は、

  • まるい。団欒だんらん」など
  • 集まる。ひとまとまり。「団塊だんかい」など
  • 同類の人の集まり。「団体だんたい」など
  • 団体の略。「団交だんこう」など

となっています。丸くなるように集まっているのかも知れません。

「扇」は他に「せん・おうぎ・あおぐ・おだてる」とも読みます。意味は、

  • おうぎ。うちわ。銀扇ぎんせん」など
  • あおる。風を起こす。「扇風機せんぷうき
  • あおる。おだてる。「扇動せんどう」など

となっています。風を起こして、人をそそのかしているのかも・・・。

丸いことを意味する「団」と、扉の開閉の際に風が起こることを意味する「扇」を組み合わせて、丸い形の扉(羽)で風を起こす物をイメージして「団扇うちわと覚えておきましょう!🧐

「団」は部首である「」の「くにがまえ」に、「すん」となっています。

「くにがまえ」は、囲むことやめぐらすなどの意味を持つ字に主に使われるとのこと。

すん」は、短いなどの意味を持っていますよね。

旧字は「だん」となっており、中が糸を巻き付ける道具を右手で扱っている様子とのこと。

周囲を取り囲み、巻き付けて丸くしていることから、丸いことや集まりを意味する「団」を覚えておきましょう!

「扇」は部首である「戸」に、「」となっています。

部首の「戸」は、とびらや住居などに関する字に主に使われますね。

」は羽の他に、助けとなるものなどの意味もあります。

広げた羽や、開閉する扉のようにたいらな面が動いてあおぐことから「扇」が成り立ったと言われていますよ。

フクロウ

使ったことがない人の方が、少ないのかも知れないね。

団扇の覚え方イメージ
これであおいだら、涼しくなりそうですね。

この言葉、どう使う?

  • しばらくエアコンを使用していたので、団扇うちわをどこにしまったか忘れてしまった。
  • よほど暑いのだろう、手にした団扇うちわを盛んに動かしている。
  • 団扇うちわを見ると、夏を感じる。

団扇うちわ」の類語

あおいで風を起こす物、という意味の言葉が似ていますね。

  • 扇子せんす・・・おうぎのこと。
  • 末広すえひろ・・・扇子の異称でもある。

同じ読み方の熟語👀

  • 内輪うちわ・・・外部の人を交えないこと。控え目なこと。つま先を内側に向けて歩くこと。

団扇うちわ」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 軍配団扇ぐんばいうちわ・・・相撲の行司が使う、うちわ型の道具。
  • 団扇うちわで暮らす・・・左手(利き手では無い方)で団扇うちわを使いながら、のんびりと楽に生活していること。
  • 団扇うちわを上げる・・・相撲で、行司が勝った方に軍配団扇を上げること。転じて、どちらかを優れていると認めること。
  • 団扇海老うちわえび・・・十脚目ウチワエビ科のエビで、海の砂泥底にすむ。
  • 団扇うちわサボテン・・・サボテン科の植物のうち、茎が平たい円盤状などになっているもの。
  • 団扇太鼓うちわだいこ・・・一枚革を丸く張り、柄をつけて団扇の形にこしらえた太鼓のこと。
  • 団扇蜻蜓うちわやんま・・・サナエトンボ科のトンボで、体長は7センチほど。
ナヤミィ

暑い時には、使いたくなるね~。

フクロウ

あおぎすぎて、逆に暑くなってしまわないようにしないとね。

まとめ

団扇うちわ」は、あおいで風を起こす道具のことなんですね。

丸いことを意味する「団」、扉の開閉の際に風が起こることを意味する「扇」を合わせて、丸い形の扉(羽)で風を起こす物をイメージして覚えておきましょう!🧐

「団」は部首の「」の「くにがまえ」に、「すん」です。

「くにがまえ」は、囲むことなどの意味を持つ字に主に使われるそうですね。

すん」は、短いなどの意味もあります。

旧字は「だん」で、中が糸を巻き付ける道具を右手であつかっている様子らしいですよ。

周囲を囲み、巻き付けて丸くしていることから、丸いことや集まりを意味すると覚えておきましょう!

せん」は部首の「戸」に、「」です。

部首の「戸」は、とびらや住居などに関する字に主に使われるとのこと。

」は羽の他に、助けとなるものなどの意味を持ちますね。

広げた羽や、開閉する扉のようにたいらな面が動いてあおぐことから成り立ったと言われています。


こちらはいかがでしょうか?

うちわは、無料でもらえたりもしますよね。

ですので、ここではうちわ立てをオススメします!

もちろん、適当な所に立てて置いたり、床に置きっぱなしにしても問題は無さそうですが・・・。

やはり、おもむきを感じることのできるところに置いておくのが一番似合いそうですよね!

フクロウ
フクロウ

うちわって結構大きいから、良い感じに立てることのできる場所って案外無いよね。


二文字

Posted by 管理人