「証左」の意味と読み方とは?ヒントは「証拠」
証左って、なんと読むのかな??
「証左」はね、「しょうさ」と読むんだよ。
証左の意味
事実を明らかにするよりどころとなるもの。証拠。「—を示す」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
証左はここに注意
「左」は「ひだり」以外にもいろいろ意味があるので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「証左」の意味は、証拠のことなんだね。
左にある証って何のことだろう、って思っちゃったよ。危ない危ない・・・。
「左」の意味を間違うと、そうなってしまうよね。
「証左」の「証」は他に「あかし」とも読みますよね。意味は、
- 事実を明らかにする。「検証」など
- あかし。「傍証」など
- 証明のための文章。「証券」など
- 仏教で、悟り。「証果」など
となっています。主に、証明することに関連していますね。
「左」は他に「ひだり」とも読みますよね。意味は、
- ひだり。「左袒」など
- 下の地位。「左遷」など
- 正しくない。「左道」
- たすける。「証左」など
- 革新的。「極左」など
- 酒飲み。「左党」
となっています。「左」の草書体が、ひらがなの「さ」になりました。
ちなみに、昔の中国では右を尊び、左を正しくないとしていたそうですよ。
事実を明らかにするのを助けてくれる、証となるものをイメージして「証左」と覚えておきましょう!🧐
「証」の部首は「言」の「ごんべん」で、となりに「正」となっています。
「ごんべん」は、言葉を使った表現などに関する字に主に使われますね。
「正」は正しい、まさに、本来のもの、年の初め、的の中心などの意味を持っています。
言葉で正すことを意味して、「証」が成り立ったと言われていますよ。
「左」は、左手に工具を持っている象形のようです。たくみを意味する「工」が部首となっていますからね。
そこから左を意味しています。⬅️
また、左右の手が助け合うことから、助けるの意味も持つようになったそうですよ。
「左」はどの意味で使われているのか、忘れないようにしよう!
この言葉、どう使う?
- その物品では証左になりませんね。
- 証左を示すことにより、彼は罪を認めた。
- 決定的な証左を見つけた。
「証左」の類語
事実を明らかにするためのもの、という意味の言葉が似ていますね。
- 証拠・・・真実を明らかにする根拠となる証。
- 徴証・・・証となる証拠。または、証拠をあげて明らかにすること。
- 証憑・・・事実を証明するもの。
同じ読み方の熟語👀
- 小差・・・少しの差のこと。
- 少佐・・・軍人の階級のひとつで、中佐の下、大尉の上。
- 将佐・・・高級武官の総称。
- 勝差・・・競技で、得点や勝ち数の差のこと。
- 照査・・・照らし合わせて調べること。
決定的な証になるように、手助けをしているのかな・・・。
それなら、左手で助けているイメージも良さそうだね。
まとめ
「証左」は、証拠のことなんですね。
事実を明らかにすることを手助けしてくれる、証となるものをイメージして覚えておきましょう!🧐
「証」の部首は「ごんべん」で、となりに「正」です。
「ごんべん」は、言葉を使った表現などに関する字に主に使われ、「正」は正しい、まさに、本来のもの、年の初め、的の中心など色んな意味を持っていますね。
言葉で正すことを意味して成り立ったそうです。
「左」は、たくみを意味する「工」が部首となっているように、左手に工具を持っている象形のようです。
そこから、左を意味しているんですね。⬅️
左右の手が助け合うことから、助けるの意味も持つようになったそうです。