「偽薬」の意味と読み方とは?ヒントは「プラセボ」
偽薬って、なんと読むのかな??
「偽薬」はね、「ぎやく」と読むんだよ。
偽薬の意味
外観・味などは同じであるが、薬理効果のない乳糖・でんぷんなどや、他の標準薬で製した薬。二重盲検法に使用。プラシーボ。プラセボ。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
偽薬はここに注意
その名の通り、本物の薬ではないため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きが難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「偽薬」の意味は、見た目や味は同じでも、薬としての効果はない薬のことなんだね。
プラシーボ効果、とかは聞いたことがあるなぁ。
医学、薬学ではプラセボと呼ぶことが多いみたい。
「偽薬」の「偽」は他に「偽る・にせ」とも読みます。意味は、
- いつわる。だます。「偽証」など
- にせもの。「偽作」など
- 人が手を加えたもの。
となっています。本物ではありませんので、注意が必要ですよね。
「薬」は他に「くすり」とも読みますよね。意味は、
- くすり。病気やケガにきくもの。「薬草」など
- 化学変化を起こさせる物質。「火薬」など
となっています。生きていくためには、欠かせませんよね。
本来であれば病気やケガにきくはずの薬が、薬としての効果を持たない偽りの薬をイメージして「偽薬」と覚えておきましょう!💊
「偽」は部首である「にんべん」に、「為」となっています。
部首の「にんべん」は、人の状態や性質などに関する字に主に使われますね。
「為」は行う、できあがる、つくりあげるなどの他、まねをして学ぶといった意味も持っています。
似せる、人がつくりごとをするといったことから、ニセモノとして「偽」が成り立ったと言われていますよ。
「薬」は部首である「くさかんむり」に、「楽」となっています。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類や状態などに関する字に主に使われますよね。
「楽」は音楽、楽しい、求めるといった意味を持ちます。
どうやら「楽」が「療」に通じ、病気を治すことから成り立ったという説があるとのこと。
病気を終わらせるために草を使ったイメージで、「薬」を覚えても良さそうですね。🧐
ブドウ糖や乳糖が使われることが多いみたい。
この言葉、どう使う?
- 偽薬は、薬としてきく成分は入っていません。
- 偽薬は、プラセボ効果を期待して処方されることもあります。
- 偽薬効果は、薬だと信じ込むことにより何かしらの改善が見られることを言います。
「偽薬」の対義語
「偽薬」は効能のない薬のことなのに対して、こちらは効能が証明されている薬のことになります。
- 実薬・・・すでに治験により効能が証明されており、販売が承認された薬剤のこと。
「偽薬」の熟語・ことわざ・慣用句
- 偽薬効果・・・偽薬の投与によってみられる治癒効果で、薬物そのものの効能ではなく、投薬されたことの安心感や医師への信頼などの心理作用によって症状が改善する状態。
ニセモノの薬だなんて・・・。
別に、だます目的ではないからね。
場合によっては、必要なんだ。
まとめ
「偽薬」は見た目や味は同じでも、薬としての効果はない薬のことなんですね。
本来病気やケガにきくはずなのに、薬としての効果を持たない偽りの薬をイメージして覚えておきましょう!💊
「偽」は部首の「にんべん」に、「為」です。
部首の「にんべん」は、人の状態などに関する字に主に使われますね。
「為」は行う、できあがる、つくりあげる、まねをして学ぶといった意味もあります。
似せる、人がつくりごとをするといったことから、ニセモノとして成り立ったと言われていますよ。
「薬」は部首の「くさかんむり」に、「楽」です。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類などに関する字に主に使われますね。
「楽」は音楽、楽しい、求めるといった意味があります。
「楽」が「療」に通じ、病気を治すことから成り立ったという説があるそうなので、病気を終わらせるために草を使ったイメージで覚えても良さそうですね。🧐
こちらはいかがでしょうか?
ホンモノの薬に似た、ニセモノの薬です。
誰が買うんだ?と思われるかも知れませんが、例えば心配性でついつい薬を飲みすぎてしまう人もいらっしゃいますよね。
僕も子供のころ、心配しすぎでお腹の薬をよく飲んでいた時期があります。
そういった方に、オススメですね!😄
何かしら薬を飲んでいないと心配な方は、こちらも試してみると良いかも。