「拱廊」の意味と読み方とは?ヒントは「アーチ」
拱廊って、なんと読むのかな??
「拱廊」はね、「きょうろう」と読むんだよ。
拱廊の意味
アーケードのこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
拱廊はここに注意
「拱」は1級の漢字となっているため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「拱廊」の意味は、アーケードのことなんだね。
それって、商店街のこと?
歩道に屋根のような覆いがかかっていたら、そうだね。
他に、洋風建築でアーチ形の天井をもつ構造物や、その下の通路でもあるよ。
「拱廊」の「拱」は他に「拱く・拱く」とも読みます。意味は、
- 腕組みする。「垂拱」など
- 両手でかかえるほどの太さ。「拱把」など
- アーチ状。「拱門」など
となっています。両手が関係しているみたいですね。
「廊」は他に「わたどの」とも読みます。意味は、
- 部屋と部屋を繋ぐ通路。「回廊」など
となっています。廊下で使われるので、意味だけはまず間違えませんね。
通路を両手で抱えるように、アーチ状に広げた腕で屋根の役割をしている物体がある通路をイメージして「拱廊」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「拱」は部首である「てへん」に、「共」となっています。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますね。
「共」は一緒に、共有する、そなえる、こまぬくなどの意味を持っています。
「共」は物を両手でささげていることを示す字から成り立っている、という話もありますので、「てへん」で増えた腕にその役目を任せて、元々の両腕は組んでいるイメージで覚えても良さそうですね。🧐
「廊」は部首である「广」の「まだれ」に、「郎」となっています。
部首の「まだれ」は、建物や家屋に関する字に主に使われますね。
「郎」は男子、家来などの意味を持ちます。
実際の成り立ちとは違いますが、家来が屋根のある通路を行き来しているイメージで「廊」を覚えておくと、書き間違いも減りそうですね。🚶♂️
アーチは、弓形のものだよね。
この言葉、どう使う?
- 建物の拱廊から下をのぞくと、あまりの高さに足がすくんでしまった。
- 拱廊をどんどん進んで行く。
- あの人、さっきから拱廊を往復しているなぁ。
確かに、アーチ状の透明な屋根のようなものがある通路もあるよね。
形が大事だからね、覚えておこう!
まとめ
「拱廊」は、アーケードのことなんですね。
通路を両手で抱えるように、アーチ状に広げた腕で屋根の役割をしている物体がある通路をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐
「拱」は部首の「てへん」に「共」で、「てへん」は手を使った動作に関する字に主に使われます。
「共」は一緒に、共有する、そなえる、こまぬくなどの意味がありますね。
「共」は、物を両手でささげていることを示す字から成り立っているという話もあるため、「てへん」で増えた腕にその役目を任せて、元々の両腕は組んでいるイメージで覚えるのも面白そうです。🧐
「廊」は部首の「广」の「まだれ」に、「郎」です。
部首の「まだれ」は、建物などに関する字に主に使われますね。
「郎」は、男子や家来などの意味を持ちます。
実際の成り立ちではありませんが、家来が屋根のある通路を歩いているイメージで覚えておくと、書き間違いも減りそうですね。🚶♂️