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「月次」の意味と読み方とは?ヒントは「毎月」

2024年2月5日

ナヤミィ

月次って、なんと読むのかな??

フクロウ

「月次」はね、「つきなみ・げつじ」と読むんだよ。

月次つきなみの意味

1 毎月きまって行われること。月に一度ずつあること。毎月。月ごと。「―の会」

2 「月並俳句」の略。

3 「月次の祭」の略。

4 十二の月の順序。月の移り変わり。「なみ」を「波」に掛けて、歌語として用いられる。

[名・形動]新鮮みがなく、ありふれていて平凡なこと。また、そのさま。「―な表現」「発想が―だ」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

月次つきなみはここに注意

読み方で意味が若干変わってくるので、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

書くのはカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「月次つきなみ」の意味は、毎月行われること、または平凡なことなんだね。

ナヤミィ

「つきなみ」は読めなかったなぁ。「げつじ」の方が覚えやすいんだけど、こっちでも良いの?

フクロウ

んー、少しだけ注意が必要だね。


月次つきなみ」の「つき」は他に「げつ・がつ」とも読みますよね。意味は、

  • 天体のひとつ。お月さま。「月光げっこう」など
  • 1年をわけた期間。「年月」など

となっています。空に浮かぶ月のことでもありますよね。

「次」は他に「じ・し・ぐ・つぎ・ついず・やどる」と読みます。意味は、

  • 次。2番目。「次回」など
  • 順序。「席次」など
  • 回数。「今次こんじ」など
  • 途中。「途次とじ」など
  • やどる。「歳次さいじ」など

となっています。順番や回数に関する意味が多いですよね。

月に1度ずつある、月が順番に移り変わるごとに行われることをイメージして「月次つきなみ」と覚えるのはいかがでしょうか?

読み方は変わりますが月次げつじ決算、とかもありますよね。🧐

「でも、それが何で平凡な意味も持つようになったんだろう?🤔」と考えている方もいらっしゃるでしょう、これには理由があります。

正岡子規という人物はご存じでしょうか?

この人が昔、月並句合つきなみくあわせ」という会を月並調と言い批判ひはんしたのですが・・・。

これが平凡で新鮮味しんせんみの無いということだったので、今では「月次つきなみ」が平凡という意味も持ち合わせることになったようですよ。

月次つきなみ月並つきなみ、漢字は違いますが意味は同じです。

「次」の方で読むのが難しければ、まずは「並」の方で読み方を覚えて、「次」に覚えるのも良いですね!

それとは別に「月次げつじ」は「つき」ではなく「げつ」の読み方が使われているため、読み方が違うことも覚えておきましょう。

築地つきじというのもあるので間違えてしまいそうですからね。

それに、平凡という意味が含まれているのは「月次つきなみ」の方ですので、そこも注意が必要です。

漢字はどちらもカンタンなものですね!😆

フクロウ

読み方は少し覚えにくいかな?

月次の覚え方イメージ
並の次は、月次つきなみも覚えておきたいですね。

この言葉、どう使う?

  • 月次げつじ報告をおこなう!
  • ん~月次つきなみな表現だねぇ・・・、もう一度考えてみようか。
  • 発想が月次つきなみです。

月次つきなみ」の類語

毎月のようによく行われる、または普通という意味の言葉が似ていますね。

  • 凡庸ぼんよう・・・平凡なこと。
  • 月毎つきごと・・・毎月。
  • 平俗へいぞく・・・どこにでもありふれていて、俗っぽいこと。またはくだけていてわかりやすいこと。

月次つきなみ」の対義語

月次つきなみ」は普通という意味も持っていることなのに対して、こちらは普通ではないということになります。

  • 異色・・・他とは違うこと。
  • 非凡ひぼん・・・普通ではない、またはそれよりも優れていること。

月次つきなみ」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 月次絵つきなみえ・・・12か月の行事などを描いた絵。
  • 月次会つきなみかい・・・毎月開く会。おもに俳句の会などで使う。
  • 月次講つきなみこう・・・毎月、定期的に開催される講。
  • 月並調つきなみちょう・・・平凡で新鮮味がない。
  • 月次つきなみまつり・・・陰暦6月と12月のある日に行われていた神事。
  • 月並派つきなみは・・・月次会を開いて月並調と言われてた句を作り続けている人たちをあざける言葉。
  • 月並俳句つきなみはいく・・・正岡子規がいった語から転じて、古く平凡な句。
ナヤミィ

つきなみって、こういったところから生まれてきたんだね・・・、知らなかった!

フクロウ

覚えやすくはあるけどね。

まとめ

月次つきなみ」は毎月行われること、または平凡な、ということなんですね。

月に1度ずつあることをイメージして、覚えてみましょう!

平凡な意味を持つのには、理由がありますよね。

正岡子規という人物が昔、「月並句合つきなみくあわせ」という会を月並調と言い批判ひはんし、平凡で新鮮味しんせんみの無いということを意味したため、今では「月次つきなみ」が平凡という意味も持ち合わせることになったようです。

月次げつじ」は「つき」ではなく「げつ」の読み方が使われている点に、注意しておきましょう。

それに、平凡という意味が含まれているのは「月次つきなみ」の方ですので、そこも注意が必要です。

「つきなみ」という言葉、聞いたことはもちろんあったと思います。ではなぜそう使われているのかは、ご存じでしたか?

知らなかった、という方も問題ありません。

月次つきなみですが、僕と一緒に覚えていきましょう!😆


こちらはいかがでしょうか?

毎月行われる、とは言っても忘れてしまう人もいますよね。

社会人の方であれば持っているとは思いますが、手帳にちゃんとスケジュールを書いておきましょう!スマホにでも大丈夫です。😁

こちらは大人女子好みのデザインが充実している「MATOKA」の手帳になります。2023年のものです!

やはり動物柄、人気のようですね。😊

フクロウ
フクロウ

月次つきなみな手帳じゃなくて、他とは変わったものを持ってみたいよね。


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Posted by 管理人