「叉手」の意味と読み方とは?ヒントは「ださない」
叉手って、なんと読むのかな??
「叉手」はね、「さしゅ」と読むんだよ。
叉手の意味
1 腕を組むこと。転じて、手出しをしないこと。拱手 (きょうしゅ) 。
2 ⇒しゃしゅ(叉手)
出典 デジタル大辞泉(小学館)
叉手はここに注意
「叉」の読み方に注意しましょう!他に、「さす」とも読めます。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字はカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「叉手」の意味は、腕を組むことが転じて、手出しをしないことなんだね。
確かに漢字はカンタンだね・・・!
そうなんだ。でも、何故こうなるのかも覚えておこう!
「叉手」の「叉」は他に「しゃ・また・叉す・叉く・叉く」とも読みます。意味は、
- ふたまたになったもの。「音叉」など
- 腕を組む。こまねく。「叉手」
となっています。腕を組む、という意味も持っているようですね!
「手」は他に「ず・て・た」と読みますよね。意味は、
- 手のこと。「手相」など
- 腕前。「手腕」など
- 自分の手で。「手芸」など
- 特定の仕事をする人。「歌手」など
となっています。こちらは見たことがある使い方ばかりではないでしょうか。
腕を組む「叉」と手をあらわす「手」で、手(腕)を組むのをイメージしましょう。腕を組んでいたら、手は出せませんよね?🤗
「叉」は指に物をはさんだ象形から「さすまた」を意味する「叉」となったようです。
ただ、「腕を組む」という方を覚えるのであれば、僕は「叉」のことを腕をクロスしている絵のイメージで覚えてみるのも良いのではないかと思っています。🧐
書く場合は「又」の中に点をつけるだけなので、とってもカンタンですね!
「手」は、5本の指のある手から成り立ったそうですよ。✋
「叉」のイメージを覚えておこうね。
この言葉、どう使う?
- 彼は叉手したまま佇んでいた。
「叉手」の類語・・・?
こちらも腕を組んでいる、何もしないでいるという意味があります。
- 拱く・・・腕を組んでいる。何もしないでいる。
同じ読み方の熟語👀
- 詐取・・・金品をだまし取ること。
- 左手・・・左手のこと。
確かに、腕を組んでいる文字にも見えてきたような・・・?
そのイメージが見えたら、もう覚えられるね!
まとめ
「叉手」は腕を組んでいる、それが転じて手出しをしないということですね。
腕を組む「叉」と手をあらわす「手」で、手(腕)を組んでいるのをイメージしましょう。
腕を組んでいたら、手は出せませんからね。🤗
「叉」は指に物をはさんだ象形から「さすまた」を意味する「叉」となりました。
「叉」は腕をクロスしている状態をイメージで覚えてみると、「腕を組む」というのも覚えやすそうです。
書く場合は「又」の中に点をつけるだけですね!
「手」は、5本の指のある手から成り立ったそうです。✋
漢字を見ただけだとここまでは分からなかったかも知れません、漢字自体はこんなにもカンタンなものではありますが・・・。
転じるのって、結構多いのでしょうね。🧐
こちらはいかがでしょうか?
腕組みをしているカエルの置物になります。
塗装にムラや錆びた風合い、ゆがみなどのあるアンティーク調仕上げになっています。
花壇に1つ置いてみるのも良さそうですね😆
僕よりかわいいかも・・・?