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「碩学」の意味と読み方とは?ヒントは「広く深く」

2024年9月5日

ナヤミィ

碩学って、なんと読むのかな??

フクロウ

「碩学」はね、「せきがく」と読むんだよ。

碩学せきがくの意味

修めた学問の広く深いこと。また、その人。「―の長老」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

碩学せきがくはここに注意

せき」を覚えれば、そう難しくはありません。

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きが、カンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「碩学せきがく」の意味は、広く深く学問を修めること、またはその人のことなんだね。

ナヤミィ

知識が豊富ってことか!すごいなぁ・・・。

フクロウ

勉強にかけた時間は、相当なものだろうね・・・!


碩学せきがく」の「せき」は他に「おおきい」とも読みます。意味は、

  • おおきい。すぐれている。「碩学せきがくなど

となっています。おおきい、という意味も持っているようです!

がく」は他に「まなぶ」とも読みますよね。意味は、

  • まなぶ。「学習」など
  • 学問。「学芸」など
  • まなぶ所。「学校がっこう」など
  • 学者。「碩学せきがくなど

となっています。こちらにも、優れている(学者)という意味があるのが分かります。

大きく深い範囲の知識を持っている学者、というイメージで「碩学せきがくと覚えてみるのはいかがでしょうか?

せき」はあまり見かけませんが、これは部首である「石」と「頁」となっていますよね。

石のように大きく、そしてつまっている頭を意味して「おおきい・すぐれている」といった意味をもつ「せき」ができたと言われています。

確かに、石って中身もしっかり詰まっていますもんね。頭に例えると、知識が脳内にパンパンにおさまっているイメージができます!😄

「学」の上部分は、建物と引き上げる象形、そして千木ちぎのように物を交わらせる象形から、教える人と学ぶ人が交わる建物に使われる「学」が成り立ったそうです。

下部分は部首である「子」ですもんね、そんな建物の下で子どもが学ぶイメージですね。

ちなみに、「学」は元々「學」という漢字だったようです、確かに上部分がクロスして交わっていたり、ちょっと建物のような感じがあります。🧐

また、似たような意味の言葉で「積学せきがく」があります。こちらも一緒に覚えておくことで、積もり積もった知識が石のように頭の中に詰まっているイメージがしやすいのではないでしょうか。

フクロウ

知識がたくさんあると、どうなるかな?

碩学の覚え方イメージ
人生常に勉強・・・は大変ですけどね。

この言葉、どう使う?

  • あの大学の教授こそ、碩学せきがくの名にふさわしい。
  • 私はまだ学びの道中なのだが、世間からは碩学せきがくと呼ばれているよ。
  • まだ学んでいない分野にも手を伸ばし、碩学せきがくを身につけようかな!

碩学せきがく」の類語

広く深く学問を修めた人、という意味の言葉が似ていますね。

  • 有識ゆうしき・・・知識があり、見識の高いこと。
  • 篤学とくがく・・・熱心に学ぶこと。
  • 顕学けんがく・・・有名な学問、または高名な学者のこと。

碩学せきがく」の対義語・・・?

碩学せきがく」は広く深く学問を修めたことなのに対して、こちらは知識などを持ち合わせていないことになります。

  • 無学・・・学問や知識がないこと。ただ、仏語では、煩悩ぼんのうを断ち、もう学ぶものがない境地のこと。
  • 浅学せんがく・・・知識が未熟なこと。自分をへりくだって言う時にも使う。

同じ読み方の熟語👀

  • 積学せきがく・・・たくさんの学問を身につけること。

碩学せきがく」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 碩学大儒せきがくたいじゅ・・・広い知識をもつ、優れた学者。
  • 通儒碩学つうじゅせきがく・・・学問を広く、深く学んだ学者。
  • 五山碩学ござんせきがく・・・江戸時代、京都五山のうち天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺の学問に優れた僧の中から選ばれ、手当てを受けた者。
ナヤミィ

僕の頭にも、そのうちたくさんの知識が・・・!

フクロウ

そのためにも、今頑張っておこうね。

まとめ

碩学せきがく」は広く深い学問を修めること、またはその人ということなんですね。

大きく深い範囲の知識を持っている、学者をイメージして覚えてみましょう!

せき」は部首の「石」と、「頁」となっています。

石のように大きく、そしてつまっている頭を意味して「おおきい・すぐれている」といった意味をもつ「せき」ができたと言われていますよ。

石の中身がしっかりと詰まっているように、頭に例えると、知識が脳内にパンパンにおさまっているイメージができますよね。😆

がく」は、教える人と学ぶ人が交わる建物で「学」が成り立ったそうですね。

下部分は部首の「子」ですから、そんな建物の下で子どもが学ぶイメージが出来ます。

二文字

Posted by 管理人