「汪洋」の意味と読み方とは?ヒントは「広い」
汪洋って、なんと読むのかな??
「汪洋」はね、「おうよう」と読むんだよ。
汪洋の意味
1 水量が豊富で、水面が遠く広がっているさま。
2 ゆったりとしたさま。広々と大きいさま。「―たる宇宙」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
汪洋はここに注意
「汪」の漢字はあまり見かけないため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことは、とてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「汪洋」の意味は、水面が遠くまで広がっているようす、またはゆったりと広いさまなんだね。
漢字はカンタンだね!でも、どうしてそういう意味になるんだろう・・・?
下で見てみよう!
「汪洋」の「汪」は他に「汪い・汪い・汪きい・いけ」とも読みます。意味は、
- 広い。深い。おおきい。「汪洋」など
- さかんなこと。
- みずたまり。
となっています。さんずいが付いているからか、みずたまりといった意味もあるんですね。
「洋」は他に「うみ・なだ・洋い」と読みます。意味は、
- うみ。また、広く大きな海。「海洋」など
- 世界の2大文化。「東洋」など
- 西洋のこと。「洋画」など
- 大きく広い。みちている。「茫洋」
となっています。洋風などで見る漢字ですが、大きく広いという意味も持っていることが分かりました。
大きくて広く、深い。またはそのような海が遠くまで広がっている風景をイメージして「汪洋」と覚えましょう!🧐
「汪」は部首である「さんずい」と、「王」になっています。
「王」はカンタンに説明すると、支配の象徴となっていますね。
というからには、きっとかなり広い範囲を治めているのでしょう。
そういった意味も込めて、広い・深いなどの意味を持ち、さらに「さんずい」もあるので水たまりなど水に関する意味も持っているのですね。
「洋」は部首である「さんずい」に、「羊」ですね。大きな羊が大きな海にいるイメージで「洋」を覚えてみましょう!🐑
豊富な水が広がっている・・・、きっと良い王が治めているんだろうね!
この言葉、どう使う?
- 汪洋として光っている。
- 汪洋たる青空だ・・・。
- 今まで見たことが無いほど、汪洋として大きかった。
「汪洋」の類語
水面が遠くまで広がっているようす、またはゆったりと広いさま、という意味の言葉が似ていますね。
- 宏闊・・・空間が広々とひらけていること。
- 曠然・・・広々としているようす。
- 広遠・・・規模が大きく、また広く奥深いこと。
同じ読み方の熟語👀
- 応用・・・知識を実際に当てはめて使うこと。
- 鷹揚・・・小さなことにこだわらず、ゆったりとしていること。
そういえば「さんずい」が入っているね、なるほど!
漢字をよく観察してみると、結構分かることもあるよね。
まとめ
「汪洋」は水面が遠くまで広がっているようす、またはゆったりと広いさまということなんですね。
大きく広く、深い。このような海が遠くまで広がっている風景をイメージして覚えましょう!🧐
「汪」の「王」はカンタンに言うと、支配の象徴となっています。
とても広い範囲を治めているのでしょうね。
そういった意味から広い・深いなどの意味を持ち、さらに部首の「さんずい」もあるので水たまりなど水に関する意味も持っています。
「洋」は、大きな羊が大きな海にいるイメージで覚えてみましょう!🐑
「汪」にもさんずいがある、という部分に気づくことができれば、意味もすんなり覚えられたのではないでしょうか?