「相伴」の意味と読み方とは?ヒントは「いっしょ」
相伴って、なんと読むのかな??
「相伴」はね、「しょうばん」と読むんだよ。
相伴の意味
1 連れ立って行くこと。また、その連れの人。
2 饗応の座に正客の連れとして同席し、もてなしを受けること。または、人の相手をつとめて一緒に飲み食いをすること。また、その人。
3 他とのつり合いや行きがかりで利益を受けること。また、他の人の行動に付き合うこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
相伴はここに注意
「相」は「そう」ではなく「しょう」と読むのを忘れないようにしましょう。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「相伴」の意味は、他の人の連れとして一緒に行くことなんだね。
ご相伴、っていうのは聞いたことあるよ。
それなら聞く機会もあるよね。
「相伴」の「相」は他に「そう・あい・さが・相ける」とも読みます。意味は、
- 物の形。ようす。「人相」など
- そのありさまを見て、判断する。「相場」など
- おたがい。「相愛」など
- 次から次へと。うけつぐ。「相続」など
- たすける。「宰相」など
- そばに付き添う。「相伴」
となっています。様子でもあり、受け継ぐ意味もある。面白い漢字でですね。
「伴」は他に「はん・伴う・とも」とも読みます。意味は、
- 連れの人。「伴侶」
- 付き従う。ともなう。「同伴」など
となっています。連れの人、伴う、付き従うといった意味があることが分かりました。
「相伴」の意味を再確認しましょう、他の人の連れとして一緒に行くこと、ですよね?
それぞれに「そばに付き添う+付き従う」という意味があるので、合わせて一緒に行くことというイメージで「相伴」と覚えましょう!
「相」は「木」と部首である「目」になっています。木を見ているのでしょうか・・・。
もしかしたら、困っている木を見つけて助けてあげようとしているのかも知れませんよね。🧐
「伴」は少し覚えにくいかも知れません。
こちらは部首である「にんべん」の他に、「半」が入っていますよね。
これは、2つに分かれているものと角のある牛の象形で、牛のような大きいものを2つに分ける、ということを意味する「半」が成り立ったと言われているようです。🧐
読み方が覚えられないよ!という方は、同じ読み方を持つ、もっと簡単で聞いたことのある言葉で覚えましょう。😁
「相」は首相と同じ読み方、「伴」は伴走と同じ読み方なのでそちらで覚えても良いのではないでしょうか!
読み方が不安なら、同じ読み方でもっと簡単な言葉と繋げて考えてみよう!
この言葉、どう使う?
- お疲れ様でした。明日は私がお相伴させていただきますので、宜しくお願いいたします。
- ありがとうございます、そういうことでしたらご相伴にあずかります。
- 今日は相伴なしで話し合いをするようだ。
「相伴」の類語
付いていく、そばにいるというような意味の言葉が似ていますね。
- 随伴・・・お供として付き従う、または一緒に連れて行くこと。
- 付き添い・・・そばにいて、世話をすること。
- 警護・・・事故を防ぐために周りを警戒して守ること。身辺警護など。
同じ読み方の熟語👀
- 鐘板・・・雲版と同じ。禅宗寺院で時報の合図などに鳴らす雲型の板。または色紙や絵を入れる、丸か方形の額。
「相伴」の熟語・ことわざ・慣用句
- 相伴衆・・・室町時代、宴の席などに将軍の相伴役として行った者。
なんだか読み方が覚えにくいから、他の言葉と一緒に覚えておこうかな。
覚え方は何でもいいよ、さっきあげたのはあくまで一例だからね!
まとめ
「相伴」は、他の人の連れとして一緒に行くことなんですね。
それぞれ付き添う、という意味を持つため、誰かと合わせて一緒に行くイメージで覚えましょう!
「相」は「木」と、部首の「目」となっていますね。
「伴」は部首の「にんべん」の他に、「半」が入っています。
2つに分かれているものと角のある牛の象形で、牛のような大きいものを2つに分けることを意味する「半」が成り立ったようですね。
一緒に行くのであれば、相性の良い人がいいです・・・。
お仕事で使うこともあると思います、そんな時に間違えてしまっては恥ずかしいですよね・・・。😅
読み間違いを防ぐために、ほかの既に知っている言葉と関連付けて覚えるのも効果的だと思いますが、どうでしょうか?
「相」は首相と同じ読み方、「伴」は伴走と同じ読み方。といった感じですね!🤗